ガザ中部のポリオワクチン接種「目標を大きく上回る」 WHOテドロス事務局長が明かす 南部、北部でも接種へ

パレスチナ自治区ガザで行われているポリオのワクチン接種について、WHO=世界保健機関は目標を大きく上回ったなどと明かしました。

WHOのテドロス事務局長は4日、ガザ中部で行われているポリオのワクチン接種について、18万7000人以上の子どもたちに接種し、この地域での集団接種を完了したと明かしました。

「目標の15万6500人を大きく上回った」と述べ、接種が順調に進んでいることを強調しています。接種の対象はガザの10歳未満の子どもたちあわせて64万人で、5日からは南部で接種が始まり、その後、北部でも予定されています。

ガザではワクチン接種対象外の場所では攻撃が続けられていて、ガザ保健当局は過去24時間で42人が死亡したと発表しています。

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