ロシア軍の戦略爆撃機「ツポレフ22M3」を初撃墜 ウクライナ軍が発表

ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は19日、同国軍の防空部隊がロシア軍の戦略爆撃機「ツポレフ22M3」を撃墜したと発表した。オレシチュク氏によると、同機の撃墜はロシアによるウクライナ全面侵攻後で初めて。オレシチュク氏はウクライナ各地の都市に対するミサイル攻撃の一翼を、同機が担っていたと指摘した。

ウクライナ国防省情報総局高官のユソフ氏は、撃墜場所がウクライナ国境から約300キロ離れた露領内だったと明らかにした。ウクライナメディアが伝えた。

一方、タス通信によると、露国防省は同日、ウクライナ国境に近い南部スタブロポリ地方で、戦闘任務を完了して基地に帰投中だったツポレフ22M3が「技術的故障」により墜落したと発表した。少なくとも乗員1人の死亡が確認されたという。

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