「移民送還担当」にホーマン氏=トランプ新政権の最優先課題―米
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は10日、新政権の最優先課題に位置付ける国境管理と「史上最大の移民送還作戦」の包括的責任者として、第1次政権で移民税関捜査局(ICE)局長代理を務めたトム・ホーマン氏を任命するとSNSで発表した。閣僚への起用かは不明。
トランプ氏は「国境警備と管理で彼以上に優れた人物はいない」と記した。役職を「ボーダー・ツァー(国境の皇帝)」と呼称し、カナダやメキシコとの南北国境管理、海上・航空保安任務を所掌させるとしている。不法移民の母国への大規模送還は、コストや手続き面で実現可能性に不透明な面が多く、大きな混乱が予想されている。
トランプ氏は「国境警備と管理で彼以上に優れた人物はいない」と記した。役職を「ボーダー・ツァー(国境の皇帝)」と呼称し、カナダやメキシコとの南北国境管理、海上・航空保安任務を所掌させるとしている。不法移民の母国への大規模送還は、コストや手続き面で実現可能性に不透明な面が多く、大きな混乱が予想されている。
11/11 15:38
時事通信社