イスラエルの安全保障で協力=首相がトランプ氏と電話会談

【カイロ時事】イスラエル首相府は6日、ネタニヤフ首相が米大統領選で当選を確実にしたトランプ前大統領と電話会談したと発表した。両者はイスラエルの安全保障のために協力することで一致。イランの脅威についても話し合った。
首相府は「温かく友好的」な会談だったと説明した。ネタニヤフ政権は、親イスラエルの立場を明確にするトランプ氏の再選で、パレスチナ自治区ガザやレバノンにおける軍事作戦の理解を得やすくなり、自由度が増すことを期待しているとされる。
こうした中、イスラエルは6日もレバノンの首都ベイルート南郊を空爆。イスラエルのメディアによると、ハレビ軍参謀総長はレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘について「(地上作戦の)拡大も含め、戦闘継続に向けた計画を練る必要がある」と述べた。レバノン東部への空爆では少なくとも38人が死亡したという。

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