スペイン国王が被災地訪問=洪水の死者、214人に
【パリ時事】スペインのフェリペ国王は3日、大規模洪水で200人超が死亡した東部バレンシア自治州を訪れた。被害が大きい州都郊外パイポルタをサンチェス首相と共に見舞い、救助・復旧の状況を視察した。
王室は2日、各国から寄せられた哀悼や支援のメッセージにSNSで深謝を表明。「われわれは恐ろしい悲劇の中にあっても、独りでないと感じている」と投稿していた。
一方、プエンテ運輸相は3日、水害の死者が214人に達したと明らかにした。行方不明者の捜索は住宅の地下室や冠水した駐車場を中心に行われている。ただ、水没した車の撤去や排水に時間を要していると説明した。
バレンシア州には続々と支援が集まっている。首都マドリードや北部ナバラ州、地中海に浮かぶマヨルカ島などから派遣された消防、警察、医療関係者らが救助活動に従事。南西部セビリア市は飲用水3万5000リットルの提供を表明した。
王室は2日、各国から寄せられた哀悼や支援のメッセージにSNSで深謝を表明。「われわれは恐ろしい悲劇の中にあっても、独りでないと感じている」と投稿していた。
一方、プエンテ運輸相は3日、水害の死者が214人に達したと明らかにした。行方不明者の捜索は住宅の地下室や冠水した駐車場を中心に行われている。ただ、水没した車の撤去や排水に時間を要していると説明した。
バレンシア州には続々と支援が集まっている。首都マドリードや北部ナバラ州、地中海に浮かぶマヨルカ島などから派遣された消防、警察、医療関係者らが救助活動に従事。南西部セビリア市は飲用水3万5000リットルの提供を表明した。
11/03 21:58
時事通信社