リアム・ペインさんの葬儀にワン・ダイレクションのメンバーが参列 黒の服装で別々に会場入り

リアム・ペインさんの葬儀にワン・ダイレクションのメンバーが参列(現地時間11月20日)

(C)Zeta Image

 10月にアルゼンチンのホテルで亡くなったリアム・ペインさんの葬儀が、現地時間11月20日にイギリスで執り行われ、脱退したゼイン・マリクを含む、ワン・ダイレクションのメンバー全員が参列した。

 Varietyによると、葬儀は英バッキンガムシャー・アマーシャムにある教会にて、非公開で執り行われたそう。ワン・ダイレクションのメンバー、ハリー・スタイルズとルイ・トムリンソン、ナイル・ホーラン、そして2015年にバンドを脱退したゼインは、黒い服に身を包み会場入りする姿を別々に撮られている。

 Page Sixによると、教会に入る前に4人が交流する姿は見られなかったが、ルイとゼインは外で話をする姿が目撃されている。

 他にも、亡くなる直前まで一緒に旅行していた恋人のケイト・キャシディや、7歳の息子ベアをもうけた元恋人シェリル・コール、『Xファクター』でワン・ダイレクションを発掘したサイモン・コーウェル、親しかったジェームズ・コーデンらの姿もキャッチされた。白い馬車で運び込まれた棺には、「息子」「パパ」と綴られた花飾りで装飾されていたそうだ。

 リアムさんは10月16日に、滞在していたアルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルの部屋から転落し、死亡が確認された。これまでの報道によると、複数の外傷と、それに起因とする体内及び体外の出血が原因とされている。毒物検査の結果、体内からはアルコールとコカイン、抗うつ剤が見つかった。

 亡くなった翌日、ワン・ダイレクションが公式インスタグラムを更新し、黒い背景に白い文字で綴ったメッセージを公開。「リアムの訃報に触れ、僕らは完全に打ちのめされています。それぞれの準備が整ってから多くを語ることにします。それまでは、ぼくらが愛したきょうだいの死を悲しみ、消化するために時間を使うつもりです。彼と共有した思い出は、永遠の宝物です。ご家族と友人、そして僕らとともに彼を愛したファンの皆さんに想いを馳せます。彼を思うとひどくさみしいです。リアム、愛しています」と綴り、その後改めてメンバーそれぞれが追悼メッセージを発表していた。

 地元当局は11月7日、「違法行為が発覚し、死体遺棄と麻薬の提供及びほう助の罪で、3人を起訴した」と発表。リアムさんと親しく、彼の元で働いていた人物と、ホテルの従業員、そしてドラッグを提供した人物が起訴されたものとみられる。

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