米大統領選の投票所で「7時間待ち」　ペンシルベニア州で若者ら行列

　民主党のハリス副大統領（60）と共和党のトランプ前大統領（78）が争う米大統領選は現地時間の5日、投票が始まった。

　激戦州の一つ、ペンシルベニア州ベツレヘムのリーハイ大学近くにある投票所では5日、学生など大勢の若者たちが投票に訪れ、大行列となった。米メディアは投票に並ぶ列が数ブロックに及び、最大で6～7時間待ちとなっていると伝えた。鍵を握る若者の投票が増えそうだとの見方も出ている。

　米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、現地時間の同日午後8時までに投票の列に並んでいれば投票できるという。投票所近くではボランティアがピザや水を配り、学生たちは雑談したり踊ったりしながら過ごしていると伝えられている。リーハイ大では大統領選の投票が始まった5日、授業が休講になっていたという。