激戦4州の投票所に爆破脅迫メール ロシアから発信か、一時避難も
民主党のハリス副大統領(60)と共和党のトランプ前大統領(78)が争う米大統領選は現地時間の5日、投票が始まった。
米連邦捜査局(FBI)は5日、ジョージア、ミシガン、アリゾナ、ウィスコンシンの各州の投票所にロシアから発信されたと思われる電子メールによる爆破脅迫が届いたと発表した。ロイター通信が伝えた。
ジョージア州では少なくとも2カ所の投票所で一時避難が行われた。FBIは「これまでのところ、いずれの爆破の脅迫も信憑性があるとは思われない」としている。
在米ロシア大使館は、ロシアの関与を示唆するのは「悪意のある中傷だ」と声明を出した。「ロシアは米国を含めて他国の内政に干渉したことはない」としている。
CNNよると、爆破予告の影響でジョージア州の投票所12カ所で投票時間を延長し、追加の投票所を3カ所設けるという。
11/06 10:16
朝日新聞社