金正恩氏、プーチン氏は「最も親しい同志」 誕生日に祝電、蜜月強調
平壌の金日成広場で2024年6月19日、歓迎式典で握手を交わす北朝鮮の金正恩総書記（右）とロシアのプーチン大統領。朝鮮中央通信が配信した=朝鮮通信
北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）総書記は7日、72歳の誕生日を迎えたロシアのプーチン大統領に祝電を送った。朝鮮中央通信が8日、報じた。金氏はプーチン氏に「最も親しい私の同志」と呼びかけ、蜜月ぶりをアピールした。
金氏は、6月にロシアと包括的戦略パートナーシップ条約を締結したことを「感慨深く振り返っている」とし、「今後続く我々の同志の絆は、朝ロの友好と戦略的協力関係の万年の礎を一層強固にする」と記した。
金氏はまた「ロシア軍と人民の正義の偉業に対する全幅の支持と連帯を確言する」として、ロシアのウクライナ侵攻への支持を改めて表明。北朝鮮がロシアへ砲弾を提供するなど、両者は軍事面での連携を深めていると指摘されている。（ソウル＝太田成美）
10/08 11:30
朝日新聞社
