「ウクライナ抜きの平和ない」 ゼレンスキー氏、国連で中国に警戒感
ニューヨークの国連本部で2024年9月25日、演説するウクライナのゼレンスキー大統領=ロイター
ウクライナのゼレンスキー大統領が25日午前（日本時間同深夜）、ニューヨークの国連本部で開催中の国連総会で演説した。ロシアによる原発へのさらなる攻撃に強い懸念を示すとともに、衛星データ提供などで関与するとみられる中国への警戒感も強調した。
ゼレンスキー氏が総会に対面で出席して演説するのは2年連続。議場には、イエルマーク大統領府長官や妻のオレナさんの姿が見られた。
14分余りの演説では、2022年3月のロシア軍によるザポリージャ原発への攻撃について「最も恐ろしい報告の一つだった」と主張。ロシアがさらに原発施設を攻撃し、電力網から切り離す計画を立てているとした。
09/26 06:30
朝日新聞社
