IntelのLunar Lake世代Core Ultra 7 268Vのベンチマーク結果がネット上に登場する
Intelは2024年5月20日に次世代ノートPC向けプロセッサの「Lunar Lake」を発表しました。そして2024年6月26日、ベンチマークソフトのGeekbench 6のデータベースにLunar Lakeアーキテクチャを採用した「Intel Core Ultra 7 268V」のベンチマーク結果が登録されました。
Intel Corporation Lunar Lake Client Platform - Geekbench
https://browser.geekbench.com/v6/cpu/6678564
[GB6 CPU] Unknown CPU
CPU: Intel Core Ultra 7 268V 2.20GHz (8C 8T)
Min/Max/Avg: 3914/4882/4695 MHz
Codename: Lunar Lake
CPUID: B06D1 (GenuineIntel)
Single: 2713
Multi: 10036https://t.co/YBnaDzSJJG— Benchleaks (@BenchLeaks) June 26, 2024
Leaked Lunar Lake's Ultra 7 chip debuts in Geekbench database — impressive performance from low-power chips | Tom's Hardware
https://www.tomshardware.com/pc-components/cpus/leaked-lunar-lakes-ultra-7-chip-debuts-in-geekbench-database
Intelが2024年5月20日に発表した「Lunar Lake」は、2023年に登場したMeteor Lakeよりも電力効率の向上と全体的なパフォーマンスの最適化に重点が置かれています。Lunar Lake世代のCPUでは、全モデルが高性能コア(Pコア)と高効率コア(Eコア)を4つづつ搭載していることが特徴で、EコアはSkymontアーキテクチャを搭載しており、パフォーマンスを向上させつつ消費電力を抑えることが可能となっています。
IntelがAI性能と電力効率を重視したノートPC向け次世代プロセッサ「Lunar Lake」の詳細を発表 - GIGAZINE
今回Geekbench 6のデータベースに登録されたのは、Lunar Lake世代のCore Ultra 7 268Vです。ベンチマークに使われたPCの名称は「Intel Corporation Lunar Lake Client Platform」で、シングルコアスコアは2713点、マルチコアスコアは1万36点でした。
ベンチマークに使われたPCの詳細情報が以下。OSはWindows 11 ProのEnterprise版で、メモリ容量は32GBです。
Geekbenchのベンチマーク結果一覧ページでシングルコアのスコアのランキングを確認すると、2713点というシングルコアスコアはIntelのデスクトップ向けプロセッサ「Intel Core i7-14700」やAMDの「Ryzen 7 8700G」を上回るスコアであることが確認できます。
シングルコアの詳細が以下。
また、1万36点というマルチコアのスコアはIntelの「Intel Core i9-11900KF」や「Intel Core i9-7940X」を上回っています。
マルチコアの詳細はこんな感じ。
なお、海外メディアのTom's Hardwareによると、Intel Core Ultra 7 268Vを含むLunar Lake世代のCPUは2024年9月から出荷される予定とのことです。
06/28 17:00
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