リコーが新開発のフィルムカメラ「PENTAX 17」を発表、縦構図が基本でSNS用途に最適


リコーがフィルムカメラ「PENTAX 17」を2024年6月18日(火)に正式発表しました。PENTAX 17のフォーマットはハーフサイズで、フィルムのコストを抑えながら撮影を楽しめるとのこと。また、横持ちで構えた際に縦構図で写真を撮影できるようになっており、SNSなどの用途に最適とされています。
PENTAX 17 | 製品 | RICOH IMAGING
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/pentax17/
ハーフサイズフォーマット単焦点フィルムコンパクトカメラ 「PENTAX 17」を新発売|RICOH IMAGING
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2024/20240618_040027.html
PENTAX Film Project Story #04 新フィルムカメラ PENTAX 17発表 - YouTube

PENTAX 17の見た目はこんな感じ。レンズは一体型で、フォーマットはハーフサイズです。PENTAX 17の「17」はハーフサイズの「24mm×17mm」から来ているそうです。


歴代PENTAXシリーズと並べるとこんな感じ。


レンズは焦点距離25mm(35mm判換算で約37mm)の新設計レンズを搭載。シャッターユニットは電子式レンズシャッターを採用しています。


フォーカスはゾーンフォーカスで、レンズ側面のダイヤルで「遠距離」「中距離」「近距離」「至近距離」「テーブルフォト」「マクロ」の6段階でフォーカス範囲を切り替え可能。なお、マクロでの最短撮影距離は0.24mです。


PENTAX 17の大きな特徴が「横持ちで構えた際の基本構図が縦構図」という点です。ファインダー内は以下のような見た目とのこと。これにより、SNSなどに適した写真が撮影しやすくなっています。


軍艦部はこんな感じ。


露出は自動設定で、夜間設定に適した低速シャッターモードや絞り開放を優先するBOKEHモードも搭載しています。


さらに、バルブモードも搭載しており、別売りのケーブルスイッチを用いて長時間露光撮影することも可能です。


PENTAX 17の希望小売価格は税別10万7000円で、2024年7月12日(金)に発売予定。また、リコーの公式オンラインショップでは税込8万8000円で予約受付中です。
PENTAX 17 ダークシルバー オリジナルセット [1年保証] | RICOH IMAGING
https://ricohimagingstore.com/pentax-17-s0018926-set01.html


なお、リコーはPENTAX 17にフィルムを装着する方法や取り外す方法をまとめたムービーも公開しています。
PENTAX 17で撮影する前に - YouTube

PENTAX 17で撮影した後に - YouTube

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