ニコン「NIKKOR Z 50mm f/1.4」発表 開放F1.4でも小型軽量、価格も手ごろ

ニコンイメージングジャパンは9月10日、フルサイズ対応のニコンZマウント単焦点レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を発表した。開放F1.4の大口径タイプながら小型軽量に仕上げた。価格はオープンで、ニコンダイレクトでの価格は81,400円。9月27日より発売する。

NIKKOR Z 50mm f/1.4は、開放F値1.4の明るい標準単焦点レンズ。「NIKKOR Z 35mm f/1.4」と同じコンセプトのモデルで、手の届きやすい価格と優れた携行性が特徴。焦点距離は50mmで、被写体を自然な遠近感で切り取れるため、ポートレート、スナップ、風景など幅広いシーンに対応できる。最短撮影距離は0.37m、最大撮影倍率は0.17倍、絞り羽根枚数は9枚(円形絞り)だ。

レンズ構成は7群10枚(非球面レンズ×1枚)で、NIKKOR Z レンズならではの高い光学性能により、色付きが少なく抜けが良いクリアーな描写が得られる。AF駆動は、STM(ステッピングモーター)の採用により高速かつ静粛性に優れ、フォーカスブリージングの抑制に配慮しているなど動画撮影にも適している。

フィルターサイズは62mmで、シーリングを随所に施した防塵・防滴に配慮した設計。本体サイズは最大径が約74.5mm×86.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重さは約420g。レンズキャップ62mm「LC-62B(スプリング式)」、裏ぶた「LF-N1」、レンズフード「HB-115」が付属する。

ジャンルで探す