HP製プリンターがHPのアプリをインストールするまで印刷不可に、「プロダクトマネージャーをクビにしろ」とユーザー


非純正インクの使用で文鎮化したり、他社製インクをブロックしたりといった戦略で悪名高いHPのプリンターが、HPのアプリをインストールするまでユーザーが印刷したいものの代わりにインストールを促す警告文を印刷したとして、ユーザーがSNSで怒りをあらわにしました。
この問題を報告したのは、X(旧Twitter)ユーザーのSchappi氏です。Schappi氏が投稿した写真に映っている印刷物には、「HP+プリンターは、HP Smartアプリを使用してセットアップする必要があります。123.hp.comにアクセスしてアプリをダウンロードし、ガイドに従ってセットアップを完了してください。あなたが印刷しようとしたページはすべてセットアップのために使い切られました」と書かれています。
HP / @HPSupport now mandate the installation of unnecessary software (crapware?) to utilize their printers. Back to @Officeworks we go... pic.twitter.com/lee2cVSh7n— Schappi (@Schappi) April 3, 2024
これに対し、Schappi氏は「HPは、HP製プリンターを使うために必要もないソフトウェア、もとい『クラップウェア』のインストールを義務化しています。Officeworks(オーストラリアのオフィス用品メーカー)に戻りましょう……」と嘆きました。
また、ダイレクトメッセージで問題の詳細を報告するように求めたHPのサポートに対しては、「HPのプロダクトマネージャーは、ドライバーのインストールを促すのではなく、厄介なソフトウェアのインストールを顧客に義務付けることで、目先の利益を優先しました。これでは、プリンターは機能するのに、要りもしないソフトウェアをインストールしない限り、事実上故障しているようなものです。そのプロダクトマネージャーをクビにしてください」と訴えました。
Detailed description: An HP product manager prioritized short-term advantages by mandating that customers install cumbersome software instead of merely facilitating the installation of drivers. Although the printer functions, the product manager's decision effectively "breaks"…— Schappi (@Schappi) April 3, 2024
HPはなおもダイレクトメッセージの送信を求めていますが、Schappi氏はきっぱり「結構です」とはねのけました。
No thanks.— Schappi (@Schappi) April 3, 2024
この問題は少なくとも2022年から始まっており、前述の警告文で検索すると、HPの公式フォーラムで「私はそんなことはしたくありません。ただプリンターを使いたいだけなのに、なぜそんなソフトのインストールを強制するのですか?」と訴える2022年11月付けの書き込みが見つかります。
Schappi氏の投稿はソーシャルニュースサイト・Hacker Newsでも話題となり、当該スレッドにはなぜアプリのインストールを強要するのかという質問に「私の推測では、アプリをインストールさせると、ユーザーにインクのサブスクリプションに加入するよう説得しやすくなるのでしょう」と返答するコメントや、「これは文字通り犯罪では?HPはプリンターにバックドアを設置し、プリンターを無効にするマルウェアをダウンロードさせたようなものです。もしこれが合法なら犯罪になるべきですし、利用規約で抜け道を作ることもさせるべきではないでしょう」と訴えるコメントなどが書き込まれていました。

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