Blueskyが「ユーザーがコンテンツを独自にモデレーションできる機能」を発表&モデレーションツール「Ozone」をオープンソース化

Blueskyが「ユーザーがコンテンツを独自にモデレーションできる機能」を発表&モデレーションツール「Ozone」をオープンソース化 - 画像


Blueskyが「○○の画像は非表示にする」「○○の話題は非表示にする」といった独自の基準でコンテンツを非表示に設定できるモデレーション機能を発表しました。各ユーザーはBluesky運営チームのモデレーションに加えて、他人のモデレーションを自分のフィードに適用して見たくないコンテンツを非表示にできます。
Bluesky’s Stackable Approach to Moderation - Bluesky
https://bsky.social/about/blog/03-12-2024-stackable-moderation
GitHub - bluesky-social/ozone-ui: web interface for labeling content in atproto / Bluesky
https://github.com/bluesky-social/ozone-ui
Blueskyのモデレーションチームはコミュニティガイドラインに反する投稿を24時間体制で監視しています。しかし、コミュニティガイドラインはあくまでBlueskyが策定したものであり、国や文化、コミュニティの違いによっては「○○に関する投稿も不適切である」と判断される場合もあります。そこで、Blueskyはユーザーが独自の基準でコンテンツを監視して非表示に設定できる仕組みを構築しました。
各ユーザーは、Blueskyの標準モデレーションに加えて他のユーザーによるモデレーションを自分のフィードに適用することができます。例えば誰かが「クモの画像を見つけたら非表示に設定する」というモデレーションを行っている場合、各ユーザーは当該モデレーションをフォローすることで自分のフィードからクモの画像を消し去ることができます。
独自のモデレーションを実施する機能やモデレーションをフォローする機能は2024年3月中に実装される予定。各ユーザーが管理するモデレーションは以下のように公開され、「Subscribe to labeler」をクリックすることで自分のフィードに適用できます。

Blueskyが「ユーザーがコンテンツを独自にモデレーションできる機能」を発表&モデレーションツール「Ozone」をオープンソース化 - 画像


フォローしたモデレーションによってフィード内の投稿が非表示になった場合、非表示になった理由と該当するモデレーションの名前が表示されます。

Blueskyが「ユーザーがコンテンツを独自にモデレーションできる機能」を発表&モデレーションツール「Ozone」をオープンソース化 - 画像


また、Blueskyはモデレーションチームで使っているモデレーションツール「Ozone」のオープンソース化も発表しました。Ozoneを使えば「他のユーザーから問題のある投稿の報告を受ける」「モデレーションを複数人で実行する」といったことが可能となります。

Blueskyが「ユーザーがコンテンツを独自にモデレーションできる機能」を発表&モデレーションツール「Ozone」をオープンソース化 - 画像


Ozoneのソースコードは以下のリンク先で公開されています。
GitHub - bluesky-social/ozone-ui: web interface for labeling content in atproto / Bluesky
https://github.com/bluesky-social/ozone-ui?tab=readme-ov-file

Blueskyが「ユーザーがコンテンツを独自にモデレーションできる機能」を発表&モデレーションツール「Ozone」をオープンソース化 - 画像


ジャンルで探す