広告販売に苦しむX(旧Twitter)がAmazonとの提携を模索

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X(旧Twitter)は、オーナーであるイーロン・マスク氏による舌禍により、大手広告主が相次いで出稿を見合わせる状態になっています。対策としてXは中小企業からの広告獲得を目指しており、直近ではAmazonとの提携を模索していることが報じられています。
X Is Working to Lure Smaller Advertisers as Elon Musk Keeps Alienating Big Brands - WSJ
https://www.wsj.com/business/media/x-is-working-to-lure-smaller-advertisers-as-elon-musk-keeps-alienating-big-brands-fa4579b1

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X discusses using Amazon's ad-buying software - WSJ | Reuters
https://www.reuters.com/technology/x-discusses-using-amazons-ad-buying-software-wsj-2023-12-08/
X Looks to Small Advertisers After Elon Musk Attacks Big Brands: Report - The Messenger
https://themessenger.com/business/x-looks-to-small-advertisers-after-elon-musk-attacks-big-brands-report
イーロン・マスク氏による差別的発言や、Xで有害なコンテンツの近くに広告が表示されていたことなどにより、大手広告主がXへの広告出稿を相次いで停止しています。
イーロン・マスクの反ユダヤ主義的コメントを受けてApple・ディズニー・ワーナー・パラマウントなどがX(Twitter)への広告出稿を停止 - GIGAZINE

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by Daniel Oberhaus
このため、Xは中小企業に広告を出してもらう方針を立て、マーケティング企業・JumpCrewなどとの提携を進めています。
大手広告主のボイコットに悩むX(旧Twitter)が中小企業に頼る方針を加速、サードパーティに広告販売の一部をアウトソーシングも - GIGAZINE

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新たに、Xがこの方針をさらに突き進めるために、Amazonとの提携を模索していることをニュースサイトのThe Wall Street Journalが報じています。具体的には、Amazon DPSのような広告購入ソフトでXの広告を利用できるようにすることにより、Amazonのツールを利用している数百万もの中小企業の引き込みを目指しているとのこと。
ただし、協議はあくまで予備的なもので、合意に至らない可能性もあると関係者はみているそうです。
このほか、Xはアドテク企業のPubMaticとも広告枠の在庫提供について予備的協議を行っています。交渉は停滞中で、年明けから再開される見通しです。
なお、マスク氏はXから広告を引き上げたディズニーのボブ・アイガーCEOへの攻撃を続けており、児童性的虐待や人身売買の温床になっているとしてニューメキシコ州がFacebookとInstagramと訴えた裁判に関連して、「子どもの搾取に関するコンテンツの隣に広告を出すのがクールだと思っている、本当に『実直な男』だ」「ただちに解雇されるべきだ。ボブが会社を自分のものにしてしまって、ウォルト・ディズニーも草葉の陰で泣いているぞ」と投稿しています。
Bob Eiger thinks it’s cool to advertise next to child exploitation material. Real stand up guy. https://t.co/7uMr6o9QVC— Elon Musk (@elonmusk) December 7, 2023
He should be fired immediately.
Walt Disney is turning in his grave over what Bob has done to his company.— Elon Musk (@elonmusk) December 7, 2023

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