キヤノンの現役デザイナーによるオンラインセミナー「Meet-up Canon Design 2024」

キヤノンは10月22日、ユーザー視点から生まれたデザインの魅力などをキヤノンのデザイナーと開発者が語るオンラインセミナー「Meet-up Canon Design 2024」を12月3日に開催すると発表した。参加費は無料だが、事前登録が必要。

Zoomウェビナーを使ったオンラインセミナー。セミナーでは、「2024年度グッドデザイン金賞」を受賞したナノインプリント半導体製造装置「FPA-1200NZ2C」や、半導体・電子部品製造装置シリーズ「Adastra」、「グッドデザイン・ベスト100」に選出されたレンズ交換式カメラ、医療機器などの最新のデザイン事例について、その魅力をキヤノンのデザイナーと開発者が語ってくれる。

セミナーは時間別に5種類を用意し、複数のセミナーへの参加も可能。定員は各回1,000名(先着順)で、これを超える申し込みがあった場合は受付を締め切る。各セミナーの後半には参加者からの質問に講演者が答える時間も設ける予定。セミナー内容は以下の通り。
○ベストを超えていく、「EOS R5 Mark II」に込められたデザインのこだわり

時間:12:15~12:45
内容:1992年発売の「EOS5 QD」から始まったキヤノンのレンズ交換式カメラ「5」シリーズ。その最新機種である「EOS R5 Mark II」は、前モデルの優れたデザインを超えるために細かな工夫を重ねた。そのこだわり抜いたデザインストーリーを紹介する。

○遠くをもっと身近にする超望遠レンズのデザイン

時間:13:00~13:30
内容:遠距離にある被写体に迫り、細部まで鮮明な描写を実現するキヤノンの超望遠レンズ。重量面などで気軽に使うことが難しいという課題を解決するために登場した「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」を事例に、キヤノンの超望遠レンズデザインの特長や魅力、歴史などを紹介する。

○ライブ配信の現場でプロの技を支えるリモートカメラコントローラーのデザイン

時間:13:45~14:15
内容:最新のライブ配信用機材には、大規模で緻密なシステムを素早く直感的に制御する高い操作性が求められる。これらの機材に対して、プロダクトデザイナーとUXデザイナーがどのように映像制作現場を理解し、そのプロの技を支えるデザインを生み出したのか、事例を交えて紹介する。

○超音波診断装置「Aplio me」に込めたユーザビリティデザイン

時間:14:30~15:00
内容:医療現場でのユーザビリティ向上を目指したデザインのこだわりと工夫を、最新の超音波診断装置「Aplio me」の事例を交えて紹介する。

○これからの未来を担う半導体の製造装置へフォーカス、「Adastra」のデザインアプローチとナノインプリントリソグラフィの開発ストーリー

時間:15:15~15:50
内容:キヤノンアネルバが培ってきた成膜技術を搭載した装置の新しいプラットフォーム「Adastra」を事例として、外装やユーザビリティの領域に足を踏み込んだデザインへの挑戦を紹介する。また、世界初の量産用ナノインプリント半導体製造装置「FPA-1200NZ2C」の開発ストーリーについても紹介。「2024年度グッドデザイン金賞」を受賞したデザインの魅力に迫る。

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