iPadと勝負するのやーめた。Pixel Tablet 3の開発チームが解散か

Androidタブレットの行く末は…？

いまタブレット市場は、ほぼApple（アップル）のiPad一強という状況が続いています。Google（グーグル）が、新たな「Pixel Tablet」の投入で、なんとか逆襲に出てくることに期待する向きもあったのですが。どうやらGoogleのほうから手を引いたみたいですよ。

Pixel Tablet 3の開発を打ち切り？

Neowinによると、Googleが「Pixel Tablet 3」の開発打ち切りを決めたと報じました。実は「Kiyomi」の開発コード名で、Pixel Tabletの大進化を目指し、開発チームが水面下で努力を傾けてきたAndroidタブレットがあったようなのです。でも、あえなくチームは解散し、すでに別のプロジェクトへリソースの振り分けがなされたとのことですね。

そういえば、Androidタブレットの将来をめぐっては、まさかのChromebookとの統合路線といううわさもありました。Chrome OSではなく、Android OSをラップトップ向けに進化させ、プレミアムなAndroidのノートPCを作りたい～。そういうGoogleの野望が語られたことがありましたけど、裏を返せば、Androidタブレットの開発事業は縮小されるという意味なのかもしれません。

でも最後にPixel Tablet 2が出る？

興味をそそられるのは、今回のリークが次々世代のPixel Tablet 3の開発をめぐる内容だったこと。つまり、まだ「Pixel Tablet 2」なる新モデルは登場してくるかもしれません。今ののところは来年発売がうわさされており、これが最後のPixel Tabletシリーズになりそうですよね。

なお、Pixel Tablet 2に関しては、搭載チップやカメラがグレードアップし、待望の純正キーボードカバーがやってくると予想されています。OSのアップデートは、発売後7年の保証になる模様。これを最後に驚きの価格設定で出してくれればと期待している人は、きっと多いはず！

Source: Neowin