iOS 18.2の正式リリースが楽しみになる機能トップ10

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Image: Florence Ion / Gizmodo US

10月28日に正式リリースされたiOS 18。最初の大きめアップデートはiOS 18.1でした。その次となるiOS 18.2のパブリックベータ版の配布が今週はじまりました。

iPhone 16リリースで多くの人がガッカリしたのは、今年Appleが最もアピールしているAppleのAI、Apple Intelligenceが端末入手と同時に使用できなかったこと。Apple Intelligenceは、随時アプデされ、使える機能が増えていきますが、本気を出すのは来年だと言われています。

とはいえ、iOS 18.1リリースはApple Intelligenceの第一波。そして、iOS 18.2は第二波。波はだんだんと高くなっていきます。

Apple Intelligenceから、痒いところに手が届く小技まで、iOS 18.2の正式リリースが楽しみになる新機能TOP10をまとめてみました。

画像生成

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Image: Apple / YouTube

iOS 18.2は、AI生成がメインと言っても過言ではないはず。WWDCで発表された画像生成機能「Image Playground」がついに登場です。他のAI画像生成サービスと同じで、文章でオーダーして画像を作ることができます。他サービスと比べての利点は、iPhoneに付いてくる無料のサービスであるということ。

その他、ラフスケッチから画像生成する「Image Wand」、カスタマイズ絵文字生成の「Genmoji」も登場。カスタマイズ絵文字もテキストからの生成が可能。

車両モーションキュー

乗り物酔い低減効果が期待できる車両モーションキュー機能。この機能はすでに利用することができますが、これをiOS 18.2からDynamic Islandで設定することができるようになります。

iPhoneの新機能、「黒い点」が乗り物酔いを軽減するかも

ホットスポットでミラーリング

Instant Hotspot機能でiPhoneとMacを接続する場合、iPhone画面がMacに自動ミラーリングされるように。現状、Hotspotにはミラーリング仕様がないのでこれは良アプデ。

マルチモーダルSiri

Siriとのコミュニケーションが、トークだけでなくテキスト入力でもできるようになります。どうも自分のイントネーションや滑舌がSiriと相性悪いみたい…と思っていた人には朗報ですね。

ChatGPT統合Siri

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Image: Apple / YouTube

あまりにアピールされていたので、まだだったっけ?と言いたくなっちゃうSiriのChatGPT化。やっとです。OpenAIアカウントに登録することなく、Siri経由でChatGPTを使うことができます。

音量制限機能

いざというときに助かる系機能。iPhoneでメディア再生するときの最大音量を設定しておくことができるようになります。

これを控えめに設定しておけば、静かなところでうっかり音でちゃっても、被害は最小…かも。ちなみに、これ目覚ましや着信音には適用されません。

デフォアプリ設定

「これのときはこれ」ってのを設定しておけます。

なんの話かというと、Eメール、テキストメール、通話、Webブラウザなど、同ジャンルアプリからデフォルトアプリはコレにしますっていうのが、設定項目に追加されます。

Appleアプリ消去

Appleアプリの中でもコアとなるいくつかのアプリ(Appストア、Safari、カメラなど)は、ホーム画面から非表示にすることはできても、削除することはできませんでした。が、これが全アプリ共通で削除可能になります。ただしこれは、こちらはEU限定機能

iPhoneの目

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Image: Apple / YouTube

iPhoneのカメラを目のようにして使えるようになります。カメラを目的のモノにむけて、カメラコントロールボタンを長押しすると、見せているものを認識、解説をしてくれるという機能。

文章作成ツール

すでに利用できる文章作成のAIお助けツール。iOS 18.2ではこれがさらに手厚いサポートに。文章のスタイルや雰囲気などの選択肢が増えます。

iOS 18.2の正式リリースは来月に予定されています。

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