iPhone 16「あまり注目されていない」新機能5つ
新搭載の「カメラコントロール」ボタンやアクションボタン、来たるApple Intelligenceのサポートなどの機能が目玉となった新型モデル・iPhone 16。
今回はリリース時、あまり注目されなかった(かもしれない)5つの新機能を改めてご紹介します。
1. MagSafeの充電が速くなった
iPhone 16、iPhone 16 Plusどちらとも、有線のUSB Type-Cかワイヤレス充電のMagSafeで充電できます。
有線の充電速度は「約30分で最大50%充電」とiPhone 15と変わりませんが、MagSafeの性能はアップしました。MagSafeでの充電は、iPhone 15では最大15Wだったのに対して、iPhone 16では最大25Wに。
「有線充電は最大45Wに対応する」というウワサがありましたが、実際のところ公式にはそのような記載はありません。
ちなみに、Apple StoreでのMagSafe充電器(1m)の価格は、税込み6,480円です。
2. Wi-Fiもより高速に
iPhone 16シリーズはすべてのモデルでWi-Fi 7を搭載し、よりスムーズなWi-Fi通信ができるようになりました。ただし、それを活用できるインターネット回線速度やルーターがあることが前提です。
Wi-Fi 7の転送速度は最大46Gbpsで、これはWi-Fi 6の5倍の速さです。また、Wi-Fi 7 は320 MHzチャネルで動作し、6 GHz帯域をサポートしているため、干渉や信号の混雑が大幅に軽減されます。
要するに、遅延が減ったり、より安定したスムーズな通信ができるようになったというわけです。
3. 画面の明るさ
明るさを限界まで下げても画面がまぶしいこと、ありますよね。iPhone 16は、1ニトというはるかに低い最小輝度を調整できるようになりました。
ただ、SNSの口コミなどをみると、それでも暗いところでは結局まぶしいと感じる人も多いよう。ちなみに、画面の明るさを下げるのは設定アプリの「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→「ホワイトポイントを下げる」から設定できます。こまめに切り替えたいならショートカットに登録するとよいでしょう。
4. マクロ撮影に対応
iPhone 13 Proで初めて導入されたマクロ撮影機能は、これまではProなどに限られていて無印iPhoneにはありませんでしたが、ようやくiPhone 16に超広角カメラでのマクロ撮影が搭載されました。
解像度はデフォルトで24MPですが、設定から最大48MP(最小12MP)に変更できます。
5. Apple Vision Pro用の撮影
iPhone 16はカメラの配置が縦になりましたが、その理由はApple Vision Proで見るための空間写真・ビデオを撮影するためでした。
iPhone 15 Proから導入された空間写真やビデオの撮影の機能ですが、さらに空間写真のサポートが新しくなり、被写界深度エフェクトを含む撮影も可能になりました。
なお、Apple Vision Proの価格は59万9,800円〜です。
Source: 9to5Mac
訂正[2024/10/17]ホワイトポイントの設定方法と、マクロ撮影の記述を修正しました。/small>
10/16 21:30
GIZMODO