遠隔操作で炎上したテスラの人型ロボット。展示会では微動だにせず
人型ロボットで成長し、企業価値25兆ドルを目指すと豪語するイーロン・マスク氏。一方、その張本人(?)である人型ロボットのOptimusはやる気がでない様子です…。
Optimusはショーケースの中
中国は北京で開催されたロボット展示会「World Robot Conference」。多くのロボット開発企業が出展。ロボットは楽器をひいたり、筆で文字を書いたり、モノを掴んだり、ボードゲームをプレイしたり、洋服をたたんだりと、それぞれの強みをアピールしました。
マスク氏率いるTeslaの二足歩行人型ロボットOptimusも参加。ただ、ガラスケースに入った状態で動くどころか触ることもできない状態。もちろん、動きのデモもなし。
遠隔操作で炎上経験
Optimusといえば、初登場は人間による全身スーツで完成イメージとして。その後は、着実に改良を重ね複雑な動きをこなすようになりました。しかし、洗濯物をたたむデモが実は遠隔操作だったことが発覚、炎上。その後、人型ロボット業界のデモ動画では「ロボットは遠隔操作されていません」と注意書きをいれるトレンドが発生しました。
今回の展示会でまったく動かなかったOptimus。展示会を重要視していないのか、見せるべきものが見せるべき状態にまで完成していないのか…。
Optimusも常に好奇の目にさらされ、マスク氏からの期待を背負い、世間の炎上を経験しでちょっと疲れちゃったのかな。現在、TeslaはOptimusのためにロボットトレーナーを募集中ですし、短いオフ期間だったのでしょうか。
Optimus、この頃は楽しそうだったな…。
08/30 10:00
GIZMODO