遠隔操作で炎上したテスラの人型ロボット。展示会では微動だにせず

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Image Iv-olga / Shutterstock.com

人型ロボットで成長し、企業価値25兆ドルを目指すと豪語するイーロン・マスク氏。一方、その張本人(?)である人型ロボットのOptimusはやる気がでない様子です…。

Optimusはショーケースの中

中国は北京で開催されたロボット展示会「World Robot Conference」。多くのロボット開発企業が出展。ロボットは楽器をひいたり、筆で文字を書いたり、モノを掴んだり、ボードゲームをプレイしたり、洋服をたたんだりと、それぞれの強みをアピールしました。

マスク氏率いるTeslaの二足歩行人型ロボットOptimusも参加。ただ、ガラスケースに入った状態で動くどころか触ることもできない状態。もちろん、動きのデモもなし。

遠隔操作で炎上経験

Optimusといえば、初登場は人間による全身スーツで完成イメージとして。その後は、着実に改良を重ね複雑な動きをこなすようになりました。しかし、洗濯物をたたむデモが実は遠隔操作だったことが発覚、炎上。その後、人型ロボット業界のデモ動画では「ロボットは遠隔操作されていません」と注意書きをいれるトレンドが発生しました。

今回の展示会でまったく動かなかったOptimus。展示会を重要視していないのか、見せるべきものが見せるべき状態にまで完成していないのか…。

Optimusも常に好奇の目にさらされ、マスク氏からの期待を背負い、世間の炎上を経験しでちょっと疲れちゃったのかな。現在、TeslaはOptimusのためにロボットトレーナーを募集中ですし、短いオフ期間だったのでしょうか。

Optimus、この頃は楽しそうだったな…。

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