クーラーの効いた自室から、未来のドバイまで1分で行けます

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Photo: 武者良太

ただし、強GPU積んだPCが必要なんだけど。

さあて夏休みだ! どこかにお出かけしようかな、と思っても、この酷暑&ゲリラ豪雨がやっかいすぎる。だったらおウチにいながら、冷え冷えのコーラを用意してバーチャル旅行に旅立ってみませんか。

未来志向なドバイにレッツゴー

ソーシャルVR、またはメタバースの1つと呼ばれるVRChatで、現在「バーチャルマーケット2024 Summer」が絶賛開催中です。今回で12回めとなる世界最大級のバーチャルなお祭り&3Dモデルデータの即売会なのですが、今回の会場(ワールド)のなかにドバイがあるんですよ。

ドバイってよくニュースで話題になるけど、リアルでは行ったことがない! だから行ってみたい!

しかもVRChatだから旅費はなしアプリ代もかかりません無料です。入国する(ワールドのデータを読み込む)までの時間も1分くらいでめっちゃご近所すぎる。ゲーミングPCか、ゲーミングPC+XRヘッドセットがあるなら、イザいかん異国の地へ。

というわけで行ってみました。

有名どころのランドマークが盛りだくさん

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Photo: 武者良太

ドバイの魅力をぎゅっ、と凝縮した「Vket2024S Parareal Dubai」は、5つ星ホテルとして有名なジュメイラ・アル・カサ―からはじまります。エントランスには高級車のほかに、メカラクダが置かれているのですが、このラクダに乗って観光することもできますよ。

ただし、歩いているときよりも遅いけどね!

いつまでも残ってほしい旧市街地区へ

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Photo: 武者良太

未来のドバイをイメージしたワールドとなっていますが、ドバイで最古の風景を残している旧市街バスタキヤ地区も観光できます。そこに日本で公開されている映画のポスターがあるあたりのギャップを楽しんでみましょう。

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Photo: 武者良太

通りの横には大丸松坂屋のブースがあり、Ayukaをはじめとした公式アバターが展示中。

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Photo: 武者良太

またUUUMのブースに入ると、やみえんさんが作ってくれたカクテルをのばまんさんがテーブルの上をすべらせてくる「あちらのお客さまからですゲーム」で遊べます。

どんな姿にもなれるソーシャルVRだからこそ、現実そのもののリアルアバターが動くところは一見の価値がありますね。

せきぐちあいみさんの作品の中に入れる体験も

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Photo: 武者良太

メタバースアーティストとして国内外で有名な、せきぐちあいみさんの作品も展示されていました。XRヘッドセットを用いて、仮想空間内に立体的な作品を描くというのがせきぐちさんの作風なのですが...。

ここで、作品の中に入れるんですよ。どの角度からでも見たいところに寄り切って鑑賞できちゃうんですよ。

これは極めて面白い体験です。

バーチャルな未来の大阪と横浜もあります

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Photo: 武者良太

数多くのワールドが用意されるバーチャルマーケットですが、今回のバーチャルマーケット2024 Summerではドバイのほかにも大阪、横浜をモチーフとしたワールドにも行けます。

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Photo: 武者良太

大阪のほうは滝となっている道頓堀川や、ロケットになって宇宙に飛んでいく通天閣、30人でVRモンハン、VR大規模レイドができるゲーム要素が用意されていますし。

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Photo: 武者良太

横浜のほうは東京マルイのブースでVRエアガンの試し打ちや、「バキ童」こと春とヒコーキのぐんぴぃさんと2ショットが撮れるフォトスポットがあったりして、おもしろ要素が盛りだくさん。

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Photo: 武者良太

ゲーミングPCが必要というハードルの高さはあるのですが、バーチャルツーリズムの楽しさを味わえるバーチャルマーケット2024 Summer。他のワールドには怖さたっぷりなホラー要素があったりしますし、Meta Quest単体やAndroidスマートフォンで見られるワールドもあるので、ぜひぜひ遊びに行ってみてー。

Source: バーチャルマーケット 2024 Summer

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