グループチャットで悩んでない? うまく使うためのコツ教えます

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上手に自分のメンタルを守りましょう。

「文明化された人類の歴史の中で、6人での良好な会話が存在したことは一度もない」と断言している記事を見かけたことがあります。でもやっぱりグループチャットというものが存在する現代の私たちには、グループでの会話が必要な場合も頻繁にあります

友達同士の旅行の計画、子供達が通う習い事のグループ、家族や親戚グループなどなど。人が多いとメッセージに追いつけなかったり、イライラすることもあるし、時には話題が逸れていってしまうこともありますが、グループチャットから抜け出すわけにもいかず、ただそこにに閉じ込めらるしかない状況、ありますよね。

でも簡単なルールにいくつか従うだけで、グループチャットの生活がよりよいものになります。

長きに渡るグループチャットの経験を元に、基本的なことをいくつか提案したいと思います。ほとんどは使用するメッセージングアプリに関係なく使えるコツですが、今回は世界で最も使用されているメッセージングアプリ、WhatsAppを使って提案をしていきたいと思います。

送る前に考える

自分の書いたメッセージが数十人に届く可能性があることを覚えておいてください。グループ内にいる特定の人と共有したいことを、そこにいる全員が知る必要があるか考えてから送りましょう。その話がたとえグループチャットに関連しているとしても、その特定の人に直接メッセージを送るほうが賢明だったりします。全員が会話に参加する必要があるときもあれば、そうでないときもありますよね。

読んで返信する

グループチャットは会話の数が多いので追跡するのがたいへんな場合もよくありますが、会話の繰り返しを避けるために、それまでの内容を読んでから返事をしてください。

会話の中で少し前のメッセージに返信する場合は、何に返事をしているのか全員がわかるように、そのメッセージに直接返信するようにしてください。WhatsAppでは、メッセージを長押し、そして表示される返信矢印をタップして返信します。

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Image: David Nield / Gizmodo US

グループをコントロールする

グループチャットを管理している場合、全員の生活をより楽にするためのさまざまな方法があります。

ひとつは、グループへの参加を制限することです。WhatsAppでは、チャットの上部をタップし、グループ権限を選択して設定できます。新しいメンバーの承認や、グループチャット参加者が新しい人を招待することをブロックできます。これにより、あなた(および他の管理者)が参加者をよりコントロールできるようになります。

また、メッセージの送信というトグルスイッチもあります。これをオンにすると、管理者のみがグループに投稿できるのでグループでの不要なおしゃべりを減らすことができます。この設定はオン・オフを切り替えられるので、常にオンまたはオフである必要はありません。

ミュートを慎重に使う

特定の会話中でストレスを感じないようにするために、グループチャットをミュートすることは必要です。ほとんどすべてのメッセージングアプリでミュートは可能です。

WhatsAppでは、チャットリストで会話を長押して、ベルのアイコン(Android)をタップするか、ミュート(iOS)を選択して、この先8時間、1週間、または無期限で通知を消音にできます。

ミュートは便利で、繰り返し鳴る通知音を聞かずに済むというストレスフリーなところはありますが、責任を持って使用することが重要です。会話が継続されているのに3日間放置してから「で、どうなってるんだっけ?」と返事すると、他のメンバーがまた会話の繰り返しをしなくてはいけなくなり、迷惑をかけてしまいます。

ミュートにしながらも自分のタイミングで見逃した会話をフォローしようとがんばることも必要ですね。

時間に注意する

グループにメッセージする際は、時間に気を付けましょう。みんなが朝方まで起きているわけではなく、全員が自分のスマホの「おやすみモード」設定の使い方を知っているわけでもありません。チャットに参加している全員に都合のよさそうな時間帯だけにメッセージを送ることは難しいかもしれませんが、少なくとも朝早すぎる時間や遅すぎる時間のメッセージは控えるほうがよいでしょう。

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image: David Nield / Gizmodo US

トピックをキープする

これは言うまでもないと思われるかもしれませんが、一応。

一般的なおしゃべりや雑談のために作られたグループもありますが、そうでないグループ、たとえば家族の行事、学校の遠足、クイズ大会などでは、できるだけ関連性のある内容の会話を保つよう心がけましょう。

思いつきで全然関係のないDIYのアドバイスを求めたり、流行っているミームを共有したりするのは、適切ではないかもしれません。

必要なときは退出する

参加したくないグループチャットに留まる義務はありません。関連するイベントがもう終わっていたり、グループの参加者に何年も会っていない場合、気まずさを感じることなく退出する権利があります。なんなら他の参加者があなたがいなくなったことに気づかないこともあるので大丈夫です。

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