iPhoneの修理に新ルール。秋から中古部品も公式的に使えるよ

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Photo: Florence Ion / Gizmodo

Appleが、今秋からiPhone修理のルールを拡大強化することを発表しました。今後、iPhone修理において中古部品の利用が公式OKとなります。

いつから? 対象の部品/iPhoneは?

修理に中古パーツ使ってOKだよ!という今回の修理ルール変更。

秋頃に新ルール適用と発表されています。これって、今年度のiPhone新モデル=iPhone 16シリーズの発表とともに適用というつもりなのかな?

Applel公式は、中古部品利用においても、ユーザーのプライバシー、セキュリティ、安全が守られてこそだと明言しているので、中古パーツにも制限はありそうです。

ただ、現時点では詳細は明らかになっておらず、中古で使ってもOKな部品、対応となるiPhoneのモデルはわかりません。強化ルール始動のタイミングで発表されるのでしょう。

修理する権利と長く使える端末

Apple公式は修理ルールの強化と言っていますが、緩和ととることもできます。

中古部品もOKにすることで、消費者の選択肢を増えるのがメリット。修理の選択肢が増えれば、買い換えではなく修理を選ぶ人も増えるかもしれません。さすれば、1つの端末を長く使うこともでき、Appleは修理による環境への影響の軽減をアピールすることができます。

修理する権利、長く使う権利は、昨今非常に注目度が高い取り組みです。ヨーロッパでは前から声高に叫ばれており、iPhoneがUSB-C対応したのもこの流れによるもの。アメリカでも、たとえばオレゴン州で修理する権利の法整備が進むなど、企業も対応が求められています

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