ホンダ、燃料漏れで火災恐れの72万台を米国でリコール…CR―V・シビック・アコード

 【ニューヨーク=小林泰裕】ホンダは22日、燃料ポンプから燃料が漏れ出し、火災となる恐れがあるとして、米国で約72万台をリコールすると発表した。

ホンダ

 ホンダと日立製作所が合弁出資する日立アステモ製の燃料ポンプの不具合でひびが入り、運転中に燃料が漏れ出す可能性があるという。リコールの対象は2023~25年型の「CR―V」や25年型「シビック」、23~24年型「アコード」など。この不具合による事故や負傷者は出ていないという。

 ホンダは米国で今月9日にハンドル部品の欠陥で「CR―V」など約170万台をリコールすると発表したほか、昨年12月には燃料ポンプの不具合で約260万台をリコールした。

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