日経平均の午前終値、3か月ぶりの4万円台…前週末終値比626円高の4万232円

 連休明け15日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は一時、取引時間中として約3か月ぶりに4万円台に乗せた。午前の終値は、前週末終値比626円65銭高の4万232円45銭だった。

東京証券取引所

 前日の米国では、景気の先行きへの期待からダウ平均株価(30種)が2営業日連続で過去最高値を更新した。日経平均はこの流れを引き継いで続伸して取引が始まり、米ハイテク株高を受けて半導体関連株が値上がりしている。また、長期金利が上昇していることで、貸し出しや運用による収益の増加が見込まれる銀行や保険株も買われている。

 市場では「日経平均は上昇スピードが速く、過熱感が出ている。更なる上昇は見込みづらい」(大手証券)との見方があった。

ジャンルで探す