トヨタの8月世界生産11・2%減…台風10号による稼働停止響く

 トヨタ自動車が27日発表した8月の世界生産台数(トヨタ・レクサス両ブランド)は前年同月比11・2%減の70万9571台だった。台風10号の影響で子会社を含む国内14工場の稼働を停止したことなどが響いた。

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 国内生産は22・2%減の18万5680台。量産に必要な認証「型式指定」を巡る不正で、3車種の生産停止が続いたことも影響した。

 海外生産は6・5%減の52万3891台だった。北米はリコール問題があった車種の生産停止が影響し、11・4%減。中国は地元メーカーとの価格競争が激しく、4・1%減だった。

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