もうすぐ発売!? レクサスの高級SUV 新型「GX」が気になる…… 愛車にするために必要な“世帯年収”とは？

レクサスは2024年4月1に本格オフローダーの新型「GX」を発表、今秋を目処に発売するとアナウンスしました。ただしまだ発売は遅れているようです。レクサスの中でも高級SUVに属するGXですが、いくらぐらいの年収であれば購入できるのでしょうか。

レクサス新型「GX」はどれくらい年収があれば買える？

　レクサス新型「GX」の国内発売の時期が近づいてきました。

　レクサスは2024年4月に、同年秋をめどに通常販売すると発表しましたが、2024年10月17日現在、まだ行われていないようです。

　通常販売開始に先駆けて、まず同年6月に100台のみの限定車「GX550“OVERTRAIL+”」の抽選販売が行われました。

　新型GXはレクサスが「ザ・プレミアム・オフローダー」として開発し、オンロードのみならず過酷なオフロード走行もこなす本格SUVとして誕生しました。

　プラットフォームはレクサス「LX」やランドクルーザーと同様の「GA-F プラットフォーム」を採用。

　オンロード以外にオフロード走行でも際立つ安定感を得られるラダーフレームと電子制御スタビライザーを搭載することで、路面状況にかかわらず高い走破性を達成しています。

　ボディサイズは全長4970mm×全幅2000mm×全高1925mmで、兄弟車の「ランドクルーザー250」と近いサイズです。

　組み合わされるパワートレインは、3.5LV型6気筒ツインターボエンジンで最高出力は353psを誇ります。

　さらにレクサスらしくフロントコンソールにはクールボックスが搭載され、オーディオはマークレビンソンのプレミアムサラウンドサウンドシステムが標準装備されるなど至れり尽くせりの装備です。

　そんなレクサスGXの車両本体価格は1235万円（GX550“OVERTRAIL+”）となっています。

　しかし、これはあくまで車両本体価格のみで、オプションを含めるとさらに高額になってくるでしょう。

　参考までにオプションの一例ですがフロアマットが9万3500円、サイドバイザーは5万5000円かかります。

　さらにトレーラーヒッチは19万2500円、ルーフラックは22万円など軽く10万円を超えてきます。

　それにプラスして保険や税金などの諸経費を含めると、1割以上上乗せした金額が避けられません。

　そのため新型GXを購入する機会に恵まれても、少なくても1300万円から1400万円ぐらいの費用がかかることが予想されます。

カーローンやリースを使うとどうなる？

　そこで参考になるのが購入価格と年収の関係性で、一般的に購入できるクルマの上限金額は、年収の半分程度を目安にして参考にすることが多いようです。

　そのため新型GXを購入するための基準となる年収は、おおよそ2600万円から2800万円程度は必要になるといえるでしょう。

　ただし、クルマを一括で購入する人は少なく、多くの場合はカーローンを利用して購入する人がほとんどです。

　現在、レクサスでは通常の分割払いである「スタンダードプラン」のほかに、月々の支払額を抑える残価設定型クレジットの「スマートバリュープラン」と頭金＋分割払手数料と据置き額の2回で支払う「スマートバリュートゥワイス」の3種類の支払い方法があります。

　スマートバリュープランだと月々の支払いは安く抑えられますが、事故を起こした場合や契約よりも長距離を走行した場合に差額を支払うことになります。

　また、レクサス車はリースでの取り扱いを行っており、トヨタグループの「KINTO」でも多くのラインナップを取り揃えています。

　しかし、限定の抽選販売である新型GXはラインナップに含まれておらず、今後の導入も未定です。

　参考までにレクサス「RZ」の価格は820万円からとなっていますが、KINTOで契約した場合は、月額17万500円からとなっています。

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　以上のことを踏まえると、レクサスGXを購入するには、少なくとも年収2600万円ほどは必要です。

　残価設定契約にすると月々の支払額は抑えられますが、さまざまな制約があるだけでなく、ガソリン代や保険なども維持費がかかることも踏まえておきましょう。