ついに登場したホンダ「N-BOXジョイ」はカスタムも楽しい!「快適なアウトドアライフ」を演出する多彩なアイテムの魅力とは?

2024年9月26日に正式発表されたホンダ「N-BOXジョイ」。遊びに使える優れた居住性や力強さを感じさせるルックスなどが早くも注目を集めています。そんな「N-BOXジョイ」で見逃せないのがカスタムの楽しさ。なかでも、純正カスタムパーツの多彩さは要チェックです。

「HONDA」の英文字がつづられたフロントマスクはなつかしさMAX

 ついに正式発表されたホンダの新感覚モデル「N-BOXジョイ」。人気の軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」をアウトドアテイスト仕立てた仕様ということもあり、「N-BOXジョイ」には多彩な純正カスタムパーツが用意されているのも特徴です。

ホンダ「N-BOXジョイ」純正アクセサリー装着車

ホンダ「N-BOXジョイ」純正アクセサリー装着車

 それらの中でまず目を惹くのは、なんといっても「フロントグリル」でしょう。

「N-BOXジョイ」を紹介する記事や広告で、フロントグリルにホンダの「Hマーク」エンブレムではなく、英文字で「HONDA」とつづられたエンブレムを備えたクルマを見たことはありませんか?

 1980年代中盤ごろまでのホンダ車の一部には、英文字のエンブレムをフロントに装着するモデルが存在していましたが、「N-BOXジョイ」のこの「フロントエンブレム」は、まさに当時のモデルを想起させるクラシックな雰囲気が魅力です。

 しかも、単になつかしいだけではなく、どことなくワイルドでおしゃれ。例えば、トヨタ「ランドクルーザー300」の一部グレードには、一般的なトヨタエンブレムではなく、「TOYOTA」という英文字のバッジが標準装備されているグレードがありますが、「N-BOXジョイ」の「HONDA」ロゴも同様のイメージに仕上がっているのです。

 ちなみに、「N-BOXジョイ」は前後のバンパーなどに無塗装の樹脂パーツが組み合わされていますが、純正オプションの「フロントグリル」はそれらと質感を統一。純正パーツの開発は車両開発と連携しておこなわれているので、フィッティングや全体のバランスに関しても抜かりはありません。

 さらに、「N-BOXジョイ」のドレスアップアイテムとして注目したいのが、ボディ側面とリア回りを彩る「デカール(サイド&リヤ)」です。

 トーンが異なるふたつのオレンジをあしらったストライプは、どんなボディカラーにもマッチ。サイドビュー&リアビューのアクセントとして「N-BOXジョイ」の個性を強めてくれます。

 ちなみにこのデカール、リアドア部分が左側は海=波、右側が山をモチーフにしたデザインとなっているのがポイント。「N-BOXジョイ」のアクティブなイメージを強調する遊び心を感じさせるデザインです。

 そんな「デカール(サイド&リヤ)」を見て、どこかなつかしさを覚える人もいるかもしれません。それも当然。1972〜1974年まで販売されていたハイト型の軽自動車「ライフ ステップバン」に用意されていたストライプデカールを、デザインのモチーフにしているからです。まさに温故知新。レトロな雰囲気が新鮮でおしゃれに映ります。

本格的なアウトドア仕様に変身させられるパーツも充実

「N-BOXジョイ」の多彩な純正カスタムパーツを手がけているのは、ホンダアクセスという企業です。

ホンダ「N-BOXジョイ」純正アクセサリー装着車

ホンダ「N-BOXジョイ」純正アクセサリー装着車

 同社はホンダの純正アクセサリーをすべて手がけており、必須のフロアマットを始めドアバイザー、さらには販売店装着のカーナビゲーションやドライブレコーダーなどもラインナップしています。

 それだけに、「N-BOXジョイ」にもドレスアップ向けだけでなく、実用的なアイテムがたくさんラインナップされています。

 なかでも、その発想力に驚かされたのが、簡単操作で頭上の収納棚に収まる、フロントガラスを覆うロール式サンシェードを組み合わせた「サンシェード内蔵大型ルーフコンソール」。

 これは現行の「N-BOX」登場時から用意されているアイテムで、頭上空間を有効活用しつつ、車内での休憩や仮眠に便利な機能性を備えたアイデア品。「その手があったか!」と思わずにいられません。

 さらに、荷室フロアを汚れやキズから保護する「カーゴライナー」、ハンモック状のネットで収納力を高める「ユーティリティネット」、荷室のアレンジ性を高める「ユーティリティフック」、ランタンなどのキャンプアイテムをつり下げることができる「ルーフユーティリティフック」、開けたリアゲート部に装着する「タープ」など、ラゲッジスペース回りの実用性を高めるアイテムも充実しています。

「N-BOXジョイ」本体もアウトドア志向のモデルでありますが、ライバルモデルのように“ガチのキャンプ仕様”といったキャラクターではありません。

 しかし、これら純正オプションを装着することで、本格的なアウトドア仕様に変化させることもできるのです。

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 こうした純正アクセサリーはすべて、ホンダのディーラーで購入や取りつけが可能。新車時に装着する場合、それらのコストをローンに組み込むことできます。

 もちろん、すでに愛用している車両や中古車にも取りつけ可能。キャンプやアウトドアレジャーをスタートさせるタイミングで組み込むこともできるのです。

 また「N-BOXジョイ」用のカスタムパーツは、純正品だけに品質はもちろんのこと、フィッティングや耐久性も一般的な車外品とは異なる水準で管理されています。3年もしくは6万kmという長期保証も、純正品ならではの信頼の証といえるでしょう。

 お気に入りの純正アクセサリーを選んでカスタムし、自分好みの「N-BOXジョイ」に仕立てていくのも楽しそうですね。

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