「えっ、…セナのF1マシン!?」“道の駅”に1990年のチャンピオンカー マクラーレンホンダ「MP4/5B」が降臨
2024年9月21日、道の駅もてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)にて、F1マシン「マクラーレン・ホンダMP4/5B」が展示されました。どのようなイベントだったのでしょうか。
栃木県 道の駅もてぎでマクラーレンが展示された!
2024年9月21日、栃木県芳賀郡茂木町にある道の駅もてぎにて、F!マシン「マクラーレン・ホンダMP4/5Bが展示されるイベントが開催されました。
マクラーレン・ホンダMP4/5Bは1989年のマクラーレン・ホンダMP4を改良したモデルで、1990年に開発されています。
両モデルともF1世界選手権参戦用のフォーミュラ1カーで、マクラーレンは1989年と1990年の2年間で輝かしい成績を残しており、F1全盛期に活躍した名車として知られています。
また、マクラーレン・ホンダMP4/5Bはアイルトン・セナによる2度目のワールドチャンピオン獲得に貢献したF1史に名を残すマシンです。
それでは、道の駅になぜ伝説のマクラーレンが置かれたのでしょうか。
実はこのイベントは「令和6年秋の交通安全県民総ぐるみ運動(期間:9月21日~9月30日)」で、茂木町の交通安全を呼びかけるための活動のひとつです。
栃木県は「交通事故0(ゼロ)の町」を目指すべく周知活動を目的としています。
そして、展示されたマクラーレンは同じ茂木町にある「モビリティリゾートもてぎ」のホンダコレクションホールに所蔵されていたものです。
F1マシンの安全性に焦点を当て 交通事故削減を図る
今回、交通安全を呼びかける上でF1マシンを設置した理由について、栃木県警察の担当者は次のように話します。
「F1マシンはタイムを優先してスピードを出し1秒でも速い走行をするためのモデルです。一方で、そのようなモデルだからこそドライバーの安全を遵守するという要素がきわめて大切になります。
安全に走行するためにはもちろん『決められたルールで走行すること』が大切です。F1マシンを展示し、その安全性を地域の方々に意識していただくために今回のイベントを開催しました」
F1レースはスピードを追求した派手さに注目が集まりますが、そこには安全性を確保するための緻密なマシン設計やルールが存在します。
F1マシンの安全性といった側面に焦点を当て、交通事故の削減を図っています。
さらに、今回数あるF1マシンの中でもマクラーレン・ホンダMP4/5Bを展示した理由についてモビリティリゾートもてぎの担当者は次のように話します。
「F1マシンの中でも人気が高く、黄金期を支えたモデルを選びました。1990年に激しい戦いを繰り広げた名車ということで、来場された方には少しでも楽しんでいただけたらという気持ちがあります」
実際に当イベントにはその伝説のマシンを見るべく、多くのF1ファンが集まっていました。
一方で、当日は道の駅もてぎで『秋の収穫祭~新米まつり』が開催されており、F1ファン以外にも多くのユーザーが来場。
F1マシンを初めて見たという人もその存在感に驚いた様子で、マシンの周りにはたくさんの人で賑わっていました。
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さらに、モビリティリゾートもてぎでは同日「マクラーレン・ホンダMP4/5(1989年)」のエンジン始動をホンダコレクションホールにて実施。
マクラーレン・ホンダMP4/5はかつてアラン・プロストとアイルトン・セナによってダブルタイトルを獲得した歴史ある名車です。もう一台の伝説のマシンのサウンドを聞き、多くのファンを虜にしていました。
09/28 19:10
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