まるでイリュージョン!? 「ミステリー・ダイヤル」のニックネームで呼ばれた名作時計が約50年の時を経て動き出す！

アメリカのウォッチブランド「タイメックス（TIMEX）」から、1975年に発売した名作時計を復刻した「Q Timex 1975 Enigma Reissue（キュータイメックス 1975 リイシュー エニグマ）」が登場。全国のTIMEX コンセプトショップで、9月20日より発売を開始しました。

●実験的なデザインの中で生まれた名作

　アメリカのコネチカット州に創業し、2024年で創業170年を迎えたアメリカのウォッチブランド「タイメックス」。

　リーズナブルで機能的な時計は多くの人に愛され、アメリカ人ならば誰しもがは1本は持ったと言われるほど、汎用性の高さが魅力です。

　今回、リイシューとしてタイメックスアーカイブから選ばれた「Q Timex 1975 Enigma Reissue（キュータイメックス 1975 リイシュー エニグマ）」は、1975年に発表された当時、「ミステリー・ダイヤル」の愛称で親しまれたユニークなモデル。

　1970年代の時計のデザインは丸や角のシェイプにとらわれない多様性が特徴で、加工技術の進歩により、ユニークなアイデアや実験的なデザインを盛り込んだ多くの名作が次々と誕生しました。

「タイメックス」もこの時代に流れに乗り、当時の先端技術だったクォーツ・ムーブメントの頭文字「Q」を冠した「Q」シリーズから、「クッションシェイプ」と呼ばれる37mm幅のステンレススチール製ケースの時計を発表。

　この革新的なモデルは時針、分針、秒針がまるで浮いているかのように見える「フローティング」というデザインを採用し、品番「969512」として発売。その見た目とコンセプトから、「ミステリー・ダイアル」のニックネームで広く知られ、多くのファンから親しまれました。

　オリジナルの誕生から約50年、現代に蘇った「Q Timex 1975 Enigma Reissue」は、クリスタルの裏側に描かれたネイビーのドットがメインハブを巧みに隠し、同じくネイビーブルーに塗られた針がダイヤルに溶け込むデザイン。

　このため、赤と白のディテールがミステリアスに浮かび上がっているような、視覚的錯覚を生み出しています。

　ムーブメントは現代のテクノロジーを駆使した超精密クォーツムーブメントを搭載し、細長いクッションシェイプのステンレススティール製ケース、サテン仕上げのステンレススティール製ブレスレット、ドーム型アクリルクリスタルを採用。

　ブランド名の上に「Q」と大きく描かれたデザインや、シンプルなデイデイト窓は当時の雰囲気をそのまま演出。ケースやブレスレットも忠実に再現され、ヴィンテージ感と新しさを兼ね備えたモデルに仕上がっています。

　ミッドセンチュリー期のタイメックスのアーカイブから選ばれた、「Q Timex 1975 Enigma Reissue（キュータイメックス 1975 リイシュー エニグマ）」。タイメックスの長い歴史を感じることができるユニークかつ、ミステリアスな魅力を放つ1本です。

●製品仕様
「Q Timex 1975 Enigma Reissue（キュータイメックス 1975 リイシュー エニグマ）」
・品番：TW2W59800
・価格（税込）：4万4000円
・ケース材質：ステンレススチール
・ケースサイズ：37.0mm、厚さ12.0mm
・風防：アクリル
・バンド素材：ステンレススチール
・防水性能：50ｍ防水
・駆動方式：クォーツ
・表示：デイデイト