ダイヤルはドゥカティのホイールをイメージ!? 伝説的マシン「916」30周年を祝うスポーティな複雑時計の魅力とは

ジェラルド・チャールズより、イタリアのモーターサイクルメーカー、ドゥカティの伝説的マシン「916」の30周年を記念した限定モデル「マエストロ4.0ドゥカティ30°アニバーサリー916」(予価 791万100円 消費税込)が発表となりました。

●バイクのホイールが1時間に一度“ジャンプ”!

 美麗かつコンパクトなデザインと、革新的なメカニズム、その結果としての圧倒的な人気を誇り、伝説的マシンとして語り継がれるドゥカティ「916」が生まれたのが1994年のこと。

 その誕生30周年を記念して、“時計界のピカソ”と称賛されるデザイナー、ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏の意志を継ぐブランド、ジェラルド・チャールズより、ユニークなコラボウォッチが発売されました。

 なんといっても最大の特徴は、時針の回転ではなく、60分に一度、時間を表す数字のディスクが回転することで現在の時間を表現する異色の複雑機構・ジャンピングアワーを搭載したモデルであるということ。

ドゥカティ「916」30周年記念モデルとして、ジャンピングアワーを備えた貴重なモデルが誕生

ドゥカティ「916」30周年記念モデルとして、ジャンピングアワーを備えた貴重なモデルが誕生

 2011年以前に製造されていた「ジャンピングアワー マエストロ39」を前身としますが、今回はジェラルド・チャールズとしても初となるスケルトン仕様のジャンピングアワーウォッチという点でも特別な一本に。

 そのアワーディスクは、「916」を象徴する鮮烈なレッドで染められれ、中央では「916」後輪の3本スポークブロンズ合金ホイールを模したホイールパーツがゴールドで輝き、時計とモーターサイクル、両者の歴史や技巧が象徴的な融合を見せています。

 ディスクを取り囲むケース形状は、ブランドのアイコンとなっている「マエストロ」コレクション同様の“スマイルライン”を持つフォルムに。

 これは八角形をなすケース形状のうち6時位置の一辺のみがゆるやかにカーブを描くもので、マエストロ(ジェンタ氏)の微笑みのように解釈されブランドのアイデンティティと歴史をさりげなく表現しています。

 マーブルブラックのカーボンフォージドケースボディにマットブラックのセラミック製ベゼル、グレード5チタン製のリューズにケースバック、バックルという素材で構成されていますが、これがウォッチとしての軽量性、耐久性を発揮するのはもちろんのこと、モーターサイクルの世界においても多用されるマテリアルでもあることで、ドゥカティコラボモデルとしての必然性も与えて説得力のある仕上がりに。

 シースルーバックからは、こちらもアイコニックなハニカムデザインのローターがゴールドに輝き、サファイアクリスタルにはドゥカティ916のロゴが誇らしげに描かれています。

 時計とモーターサイクル、両者の芸術的表現が高次元で融合したこの記念モデルは、限定数250本にて販売となります。

●製品仕様
「マエストロ4.0ドゥカティ30°アニバーサリー916」
・価格(消費税込):791万100円(予価)
・ムーブメント:自動巻き、Ref. GCA 3002JH
・機能:ジャンピングアワー
・パワーリザーブ:50時間
・ケース素材:ブラックマットセラミックベゼルを施したカーボンフォージドケース
・ケースサイズ:39mm×41.9mm 厚さ 11.15mm
・防水性:10気圧(100m)

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