日本では限定40台!BMW新型「M4 CS」上陸 M4の軽量&高性能バージョンは20馬力アップの550馬力
BMW M4のスペシャルエディション、ハイパフォーマンスモデルの「M4 CS」が日本で登場しました。いったいどんなクルマなのでしょうか。
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の多用で約20kgの軽量化
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2024年9月4日、BMW Mモデルの限定車「M4 CS」の注文受付を開始しました。
同年9月17日まで注文受付専用ウェブサイト限定にて実施します。日本国内において40台限定での導入となり、限定台数より注文数が上回った場合は抽選となります。納車開始は同年11月を予定しています。
消費税込みの車両価格は2068万円です。
新型M4 CSは2024年5月に欧州で登場したモデルで、ベースとなる「M4」と、2022年に1000台限定で発表された、より過激な「M4 CSL」との中間に位置するモデルです。
搭載される3リッターMツインパワーターボ直列6気筒エンジンは、BMW M GmbHの開発専門知識やレース経験をフィードバックして、鍛造軽量クランクシャフトを採用するなどの改良が施され、ターボのブースト圧は2.1バールに引き上げられました。
その結果、最高出力は6250rpmで550馬力と、ベースのM4より20馬力アップしました。また、2750rpmから5950rpmまで、650Nmのピークトルクを発生します。レッドゾーンは7200rpmからです。
新型M4 CSの欧州仕様の0‐100km/h加速は3.4秒、0‐200km/h加速は11.1秒。80‐120km/hの中間加速は4速で2.6秒、5速で3.3秒というパフォーマンスを誇ります。最高速度は302km/hで電子リミッターが作動します。
俊敏性とコーナリングダイナミクスを高めるため、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を多用して、軽量化を図りました。まず、ルーフにCFRPを採用して重心を下げ、ボンネット、フロントスプリッター、フロントエアインテーク、ドアミラーカバー、リアディフューザー、そしてガーニースタイルのリアスポイラーも、CFRP製です。
インテリアも専用CFRP製センター・コンソール、前席にMカーボンバケットシートなどを採用。この結果、新型M4 CSはベース車のM4よりも約20kg軽量化されています。
09/07 17:10
VAGUE