日本登場まで1か月! 全長4.1mのジープ最小モデル 新型「アベンジャー」が待ち遠しい 欧州で大人気の“コンパクトSUV”の実力とは
ジープブランドの新型「アベンジャー」が2024年9月末に日本で発表される予定です。ティザーサイトではさまざまな情報を発信していますが、新たな情報もあるようです。
限定150台の特別車「ローンチエディション」も用意
ステランティスジャパンは、2024年9月26日にジープブランドのコンパクトSUV、新型「Avenger(アベンジャー)」を発表する予定で、現在ティザーサイトを公開中です。
注目のジープ新型アベンジャーとはどんなクルマなのでしょうか。
新型アベンジャーは、2023年1月に欧州市場でデビューした、ジープブランド初となるバッテリー式電気自動車(BEV)です。2022年10月のパリ国際モーターショーにおいて世界初公開されました。
ボディサイズは全長4105mm×全幅1775mm×全高1595mm、ホイールベースは2560mm(日本仕様)という大きさとなっています。
荷室容量は通常時355リッターと、このクラスのSUVとしては大きめです。またリアバンパー下で足を動かすだけで開くハンズフリーパワーリフトゲートも搭載しています。
ジープのコンパクトSUV「レネゲード」よりも約160mm小さく設計されているため、ジープのラインナップのなかでもっとも小さいボディが特徴となっています。
搭載されるモーターは156馬力・270Nmを発生、前輪を駆動します。また搭載されるリチウムイオンバッテリーは54kWhで、WLTPモードで486kmの航続距離を誇ります。
使い勝手の良いサイズやジープらしいスタイリッシュさで人気となり、欧州では2023年4月の市場導入がおこなわれて以降、同年10月には早くも受注が4万台を突破、すでに欧州COTY(カー・オブ・ザ・イヤー)やウーマンCOTYのベストファミリーSUVなど10を超える賞を受賞しています。
2024年6月には、欧州市場での受注が10万台を突破したという人気モデルとなっています。
現在、日本のティザーサイトで公開されている新型アベンジャーの情報によると、グレードは2種類を用意します。
通常グレードの「Altitude(アルティチュード)」は4色のボディカラーを用意、路面状況に合わせて走行モードが選べ、急な下り坂も一定速度で走行可能は「セレクテレインシステム/ヒルディセントコントロール」、17インチアルミホイール、アップルカープレイやアンドロイドオートに対応する「10.25インチ大型タッチパネル」、駐車をサポートする「フロント/リア/サイドパーキングセンサー」を装備します。
もうひとつは、全国限定150台の「Launch Edition(ローンチ・エディション)」です。
ローンチエディションは、アルティチュードグレードの標準装備に加え、パワーサンルーフと18インチアルミホイールを特別装備。さらにブラックペイントのルーフ、Avengerのロゴを配したイエローのダッシュボード、そして本物を忠実に再現した1/43サイズのダイキャストがプレゼントされます。
価格などは未定で、9月26日に詳細が発表されます。
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発表日当日には、19時から東京都港区虎ノ門の虎ノ門ヒルズ ステーションタワーにあるTOKYO NODEにおいて、「Avenger Launch Party(アベンジャー・ローンチパーティ)」を開催。特別ゲストにミュージシャンのTENDRE氏およびYonYon氏を招いた特別イベントで、現在、特別サイト内で申し込みを受付中です。
09/04 07:30
VAGUE