まもなく世界初公開!“第3の新世代ミニ”は 全長4.1mの5ドアコンパクト 新型「ミニ・エースマン」ってどんなクルマ?

2024年4月25日から開催される北京モーターショー2024で、新型「ミニ・エースマン」が世界初公開される見込みです。いったいどんなクルマなのでしょうか。

ミニ・クーパー3ドア、ミニ・カントリーマンに続く第3の新世代ミニ

 BMWグループの英国ブランドMINI(ミニ)は2024年4月19日、同年4月25日から中国・北京で開催される第18回北京国際展示会2024(北京モーターショー2024)において、新型「MINI ACEMAN(ミニ・エースマン)」を世界初公開すると発表しました。

間もなく世界初公開される予定の新型「ミニ・エースマン」(写真は2022年に登場したコンセプトモデル、ミニ・コンセプト・エースマン)

間もなく世界初公開される予定の新型「ミニ・エースマン」(写真は2022年に登場したコンセプトモデル、ミニ・コンセプト・エースマン)

 2年毎に開催される北京モーターショーは、20万平方メートルを超える展示スペースに700社を超える出展者がブースを構える、世界最大級のモーターショーに進化しています。

 そんななか、ミニはEVの新型「ミニ・クーパーE/SE」を出展。ジョン・クーパー・ワークストリムのクーパーSEも展示する予定で、さらに新型「ミニ・カントリーマンJCW」も出展。これは300馬力エンジンとALL4全輪駆動を組み合わせたスポーツモデルで、0−100km/h加速は5.4秒を誇ります。

 注目は、世界初公開される新型「ミニ・エースマン」です。

 新型ミニ・エースマンは、第4世代ミニのなかで新型ミニ・クーパー3ドアと新型ミニ・カントリーマンの中間に位置する新型モデルです。

 詳細は明らかになっていませんが、2022年7月に登場したコンセプトモデル「ミニ・コンセプト・エースマン」と共通するデザインで登場する見込みです。

 ミニ・コンセプト・エースマンは、デザイン言語「カリスマティック・シンプリシティ」をテーマにしており、これはすでに日本でも登場している新型ミニ・クーパー3ドアと新型ミニ・カントリーマンと共通の考え方となっています。

 艤装されたミニ・エースマンのテスト風景の画像を見ると、ヘッドライト形状は丸型ではなく、新型ミニ・カントリーマンと同様の角形デザインとなります。またフロントも八角形のグリルが印象的です。またミニ・エースマンは5ドアのボディとなっています。

 コンセプト・エースマンは全長4050mm×全幅1990mm×全高1590mmというボディサイズで、全長4445mmの新型ミニ・カントリーマンと全長3858mm(欧州仕様)の新型ミニ3ドアの中間にあたるサイズとなっています。

 コンセプト・エースマンの全幅は、コンセプトモデルらしく1990mmと幅広ですが、新型ミニ・カントリーマンの全幅が1845mm、新型ミニ・クーパー3ドアの全幅が1745mmから1755mmということを考えると、新型ミニ・エースマンもミニ・カントリーマンの1845mmと同等になることが予想されます。

走行テスト中の新型「ミニ・エースマン」。ボディはカモフラージュのため擬装ラッピングされている

走行テスト中の新型「ミニ・エースマン」。ボディはカモフラージュのため擬装ラッピングされている

※ ※ ※

 2024年2月、「ミニ・クラブマン」の生産が終了したと発表されました。累計110万台が生産されたというミニ・クラブマンでしたが、第4世代ミニには設定されません。

 世界初公開される新型ミニ・ペースマンは、生産終了となったミニ・クラブマン、そして従来のミニ5ドアの後継モデルということもできます。

ジャンルで探す