海上保安庁がJR九州高速船を家宅捜索 浸水を隠して運航を続けていた問題で 船舶安全法と海上運送法の違反容疑

福岡と韓国・釜山を結ぶ高速船が浸水を隠して運航を続けていた問題で、海上保安庁はきょう、船舶安全法と海上運送法の違反容疑で運航会社を家宅捜索しています。

海上保安庁の職員は、きょう午前9時から、福岡市博多区のJR九州高速船の本社と、高速船・クイーンビートルの船内などで捜索を行っています。

JR九州高速船は今年2月、クイーンビートルの船首部分への浸水を確認しながら国に報告せず、浸水を知らせるセンサーの位置をずらして浸水を隠蔽し、3か月以上運航を続けていました。

今年5月の九州運輸局による臨時検査の際には、会社側がセンサーを戻すなどして不正の発覚を免れていましたが、8月の抜き打ち監査で不正が発覚していました。

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