11月5日は「一の酉」×「一粒万倍日」!商売繁盛・健康運アップのためにやるべきことは?

11月の酉の日をご縁日とする酉の市が開催されます。2024年の酉の日は一の酉が11月5日(火)、二の酉が11月17日(日)、三の酉が11月29日(金)です。今回はこのなかでも特に一の酉にしたいこと、控えたいことについてお伝えしていきます。

十二支のなかで「酉(とり)」は商売繁盛のシンボルとして、古くから大切にされてきました。そして11月の「酉の日」には、特に関東圏の鳥がまつわる神社仏閣で、「酉の市」という縁日が開催されます。

「酉の市」には多くの露店が並び、縁起物である熊手も売られます。活気溢れる祭りで、商売繁盛だけではなく、健康長寿も祈願します。

「酉の日」とは?

「酉の日」とは、十二支の「酉(とり)」にあたる日のことです。酉の日は12日ごと巡ってくるもので、11月の1度目の「酉の日」を「一の酉」、2度目を「二の酉」……と呼びます。2024年は11月に「酉の日」が3度あり、一の酉が11月5日(火)、二の酉が11月17日(日)、三の酉が11月29日(金)です。

今回はこのなかでも特に「一の酉」である11月5日に、金運や運気を上げるためにしたいこと、控えたいことについてお伝えしていきます。

11月5日にやるべきこと!

「酉の日」には縁起食というものがあり、願掛けとして昔から食されていました。その縁起食とは、「里芋」と「山椒」。山椒は切山椒という和菓子が特に好まれました。祭りに行けなくとも、金運をあげるパワーフードとして開運・健康長寿を祈願しながら食べてみてください。

また11月5日は秋の土用中で、さらに十二直という暦注(※暦やカレンダーに記されたその日の吉凶や運勢などを注記したもの)が「閉(とづ)」。「閉(とづ)」は文字通り、閉じる・ふさがると言ったような意味合いがあります。

こうしたことから、11月5日前後は気分が落ち込みやすく、鬱々としやすい時期ではあります。しかし、「酉」はコミュニケーションを司る干支。11月5日は誰かと話したり、一緒に食事をしたりすることで、陰気を発散させ、豊かな時間を過ごせるでしょう。

また2024年11月の「酉の日」はすべて、新しいことを始めるのに最適な開運日である「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」が重なります。何か自分の経済力をあげるためにできること、もしくは健康のためにできることを新しく始めてみるのもよいでしょう。

控えたいこと

三の酉まである年は「火事が起きやすい」と言われています。そのため、今年は特に火の扱いに注意して。

そして年末にむけて出費も多くなっていくときですね。家計が「火の車」にならないように、11月初めに年内の予算を決め、年末年始に使う費用を生活費とは別管理にして使っていくとよいと思います。

季節や月ごとに巡ってくる吉日。焦らず、ご自身の体調やペースに合わせて、よりよい一日を過ごしてくださいね。

文:久富 有里加(ファイナンシャルプランナー)

大手証券会社勤務後、ネット証券会社にて商品企画、PR等経験を経て独立。「お金のことをもっとやさしく!柔らかく!」をモットーに、知っておくと役立つ知識や情報等を発信する独立系FP。また、暦鑑定士としても活躍している。(文:久富 有里加(ファイナンシャルプランナー))

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