米フォード、欧州で4000人削減=EV販売不振が打撃
【ニューヨーク時事】米自動車大手フォード・モーターは20日、欧州事業再編の一環で、ドイツや英国などの人員を2027年末までに4000人削減すると発表した。電気自動車(EV)の生産体制強化を進めてきたが、販売不振により当てが外れた格好だ。
欧州市場では、ドイツ政府の購入補助停止などを背景にEV需要が低迷。低価格のEVを展開する中国勢との競争も響き、欧米メーカーの販売が打撃を受けている。
米メディアによると、人員削減の規模は欧州の従業員全体の14%、世界全体の2%に上る。フォードは、ドイツ西部ケルン工場で生産しているEVの生産も減らすと明らかにした。担当者は声明で「将来の競争力を確保するには、断固とした行動を取ることが重要だ」と述べた。
欧州市場では、ドイツ政府の購入補助停止などを背景にEV需要が低迷。低価格のEVを展開する中国勢との競争も響き、欧米メーカーの販売が打撃を受けている。
米メディアによると、人員削減の規模は欧州の従業員全体の14%、世界全体の2%に上る。フォードは、ドイツ西部ケルン工場で生産しているEVの生産も減らすと明らかにした。担当者は声明で「将来の競争力を確保するには、断固とした行動を取ることが重要だ」と述べた。
11/21 15:07
時事通信社