楽天純損益、1503億円の赤字=携帯改革道半ば―1~9月期

楽天グループが13日発表した2024年1~9月期連結決算(国際会計基準)は、純損益が1503億円の赤字だった。1~9月期の赤字は6年連続。傘下の楽天モバイルが展開する携帯電話事業で、基地局整備の負担が重くのし掛かった。回線契約数は順調に伸びているが、黒字化に向けた取り組みは道半ばだ。
同日午後3時45分からオンラインで決算説明会を開き、三木谷浩史会長兼社長が出席する。
楽天グループは20年春、携帯事業に本格的に参入した。「0円プラン」廃止で解約が相次いだ時期もあったが、データ通信無制限の「最強プラン」(月額上限3278円)の好調に支えられ、先月中旬に回線契約数が800万件を突破した。黒字化を目指し、1000万件への上積みを図っている。

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