ストリートファイターと柿の葉ずしがコラボ　キャラ4人が容器に登場

　「ゐざさ」の名称で柿の葉ずしを展開する中谷本舗（本社・奈良県上北山村）が、3日から人気ゲームシリーズ「ストリートファイター」とコラボした柿の葉ずしの販売を始め、人気を博している。

　人気キャラクターのリュウ、エドモンド本田、春麗、ケンのイラストがプラスチック容器のパッケージにあしらわれている。イラストは描き下ろしで、春夏秋冬をテーマに4種あり、キャラクターに寄り添う鹿が奈良らしさを演出する。容器は洗えば繰り返し利用できる。

　ゲームシリーズを手がける「カプコン」（大阪市）の会長が橿原市出身で、同市ではキャラクターの銅像を設置するなどして地域の盛り上げを図っている。中谷本舗の中谷昌紀社長が同市の観光協会会長を務めていることが縁となって、今回のコラボが実現した。

　同社の中谷圭佑常務は「和風なイラストは柿の葉ずしとの親和性が高く、イメージ通り。まだ食べたことがないという人に新たな出会いとなれば」と話す。

　サバ、サケ、タイ各2個、アジ1個の計7個で、税込み1680円。ポストカードのおまけつき。予想を上回る人気で、最短で11月1日以降の配達を予定している。通販・オンラインショップや直営店で販売する。問い合わせは中谷本舗（0120・234・888）へ。（机美鈴）