日経平均、一時1200円超上昇 円高進行の歯止めも追い風に

市況

 12日午前の東京株式市場で、日経平均株価は一時、前日終値より1200円超上昇し、3万6800円台をつけた。前日の米国株式市場で、半導体関連株が大きく上昇した流れを引き継いだ。外国為替市場で、急速な円高ドル安の流れに一服感が出たことも、輸出関連株の追い風になっている。

 11日の米ニューヨーク株式市場では、主要な株価指数がそろって上昇。米半導体大手エヌビディアなど、ハイテク株の上昇が目立った。12日の東京市場も取引開始直後から買い注文が先行した。半導体関連の東京エレクトロンやアドバンテストが一時、それぞれ日経平均を100円以上も押し上げた。

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