ソニー・ホンダが新型「セダン」初公開! 斬新ドア&ハンドル採用で注目! 進化版をCESで披露、26年発売

ソニー・ホンダモビリティは進化した「AFEELA Prototype」を「CES 2024」にて発表しました。

進化したAFEELA PrototypeをCES2024にて発表

 ソニー・ホンダモビリティは、米国ネバダ州ラスベガスで現地時間2024年1月9日より開催される「CES 2024」に出展します。
 
 その一般公開に先立ち、現地時間1月8日に開催されたソニープレスカンファレンスでは進化した「AFEELA(アフィーラ)」が世界初公開されました。

進化したAFEELA PrototypeをCES2024にて発表

進化したAFEELA PrototypeをCES2024にて発表

 プレスカンファレンスでは、ソニー・ホンダモビリティの代表取締役 社長 兼 COO川西 泉氏が登壇し、「人とモビリティの関係を再定義する」をテーマに「ADASにおけるAI活用」、「創造的なエンタテインメント空間としてのモビリティ」という2つの観点で活動の進捗を紹介しました。

 そのスピーチのサマリーは以下の通りです。

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 ・ソニー・ホンダモビリティは人とモビリティとの関係を再定義することで、人の移動に革新をもたらすことを目指す。

 ・車両に搭載された数多くのセンシングデバイスと先端のAI技術を活用したAD/ADASを目指す。

 ・車両データとセンシングデータを活用した車内における新しいユーザーエクスペリエンスの創出に向け、Epic Gamesと仮想空間を活用した新しいエンタテインメントやゲーミング機能を開発中。

 ・ユーザーの好みに合わせて継続的に進化するモビリティを目指し、モビリティ開発環境のオープン化を推進。社外のクリエイターやデベロッパーが、自由にAFEELAの上で動作するアプリケーションやサービスを開発できる環境を提供。

 ・Microsoftと連携し、Microsoft Azure OpenAI Service を活用した対話型パーソナルエージェントの開発にも取り組む。

 ・車両開発においては、ポリフォニー・デジタルとの協業を開始。ポリフォニー・デジタルの持つシミュレーション技術と、実車開発をしているソニー・ホンダモビリティとで主に人の感性・官能領域でバーチャルとリアルを融合させた車両開発を目標とする。
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ソニー・ホンダモビリティの代表取締役 社長 兼 COO川西 泉氏が登壇

ソニー・ホンダモビリティの代表取締役 社長 兼 COO川西 泉氏が登壇

 なおポリフォニー・デジタルとソニー・ホンダモビリティの「車両開発における協業」は、同日1月8日を発表されました。

 なお、「グランツーリスモ7」の2024年アップデートにて、プロトタイプ「AFEELA Prototype 2024」が収録される予定です。

 これに対してソニー・ホンダモビリティは「車両の発売の前に、皆様にはゲーム内で乗っていただく機会を設けたい」と説明しています。

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