「砲塔が新装備でゴテゴテに」ドイツ軍 最新戦車「レオパルト2A7 A1」ついに公開される!

バリエーション多すぎ。

2A7に「トロフィー」を搭載したタイプ

 ドイツの防衛企業KNDSは、ドイツ軍向けの新型戦車「レオパルト2A7 A1」を公開しました。

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公開された「レオパルト2A7 A1」の砲塔部分(画像:ドイツ連邦軍)。

 2025年配備予定のこの車両は、ドイツ陸軍が現在運用する「レオパルト2A7」の砲塔に「トロフィー」が新たに取り付けられます。「トロフィー」は、敵の砲弾やロケット弾、ミサイルをレーダーで感知すると、迎撃用の散弾を射出し迎撃するアクティブ防御システムです。

「トロフィー」搭載に際し、出力20kWの発電ユニットが追加されたほか、ディーゼルエンジンの冷却機能なども強化されています。「トロフィー」は車載コンピューターや戦場管理システムと統合しており、高い標的探知能力を誇るそうです。

「レオパルト2A7 A1」は、ドイツ陸軍に計17両納入される予定で、ロシアの飛び地領土やベラルーシと国境を接するリトアニアの駐留部隊に配備されるようです。

 なお、「レオパルト2A7 A1」は、より先進的な車両である「レオパルト2A8」の配備が進むまでの暫定的な車両とみられています。「レオパルト2A8」の方の「トロフィー」はロシアによるウクライナ侵攻以降の戦訓が取り入れられており、自爆ドローンなどによるトップアタック防御に優れているとされています。

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