山形の「ヨコ軸」延伸! 東北中央道につながる無料国道バイパス「新庄古口道路」ついに全線開通へ

国道47号「新庄古口道路」が、2024年12月7日に全線開通します。

新庄酒田道路の一部を構成

 国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所は2024年11月7日、国道47号のバイパス「新庄古口道路」が、12月7日15時に全線開通すると発表しました。

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開通を控えた国道47号新庄古口道路。2024年9月時点(画像:国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所)。

 新庄古口道路は、山形県の新庄市と戸沢村を結ぶ計画延長10.6kmの自動車専用道路です。現在は、両端2区間の計4.6kmが開通しています。東側は国道47号新庄南バイパスを介して東北中央道の新庄ICにつながっています。

 12月7日は、残りの新庄市大字升形から戸沢村大字津谷までの延長6.0kmが開通する予定です。これにより両端2区間が結ばれ、新庄古口道路の全線が開通。東北中央道から戸沢村、最上峡、酒田市方面のアクセス性が向上します。通行は無料です。

 なお、この新庄古口道路は将来、「新庄酒田道路」の一部を構成します。新庄酒田道路は、最上川やJR陸羽西線に並行するように、山形県の新庄市と酒田市を結ぶ地域高規格道路です。新庄酒田道路が全線開通すると、山形道(月山道路含む)とともに、山形県内陸部の東北中央道と、庄内地方の日本海東北道を東西につなぐ“ヨコ軸”が増えることになります。

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