車両基地を西へ移設 あわせて幹線道路も整備へ 沼津駅付近の高架化事業

アンダーパスする幹線道路も整備。

踏切も3か所除却

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JR東海道本線の313系電車(画像:写真AC)。

 沼津市(静岡県)は2024年10月末、沼津駅の西側に位置する小諏訪地区で、新しい鉄道車両基地の建設工事に着手すると発表しました。これは沼津駅付近の鉄道高架化事業の一環で、現在、駅の東側にある基地を移設するものです。

 留置線をはじめ通路線、洗浄線などの線路や、点検庫、モーターカー庫などの建物を建設。JR東海道本線の北側に、幅約64mにわたって整備します。周辺には調整池や緑地なども計画されています。

 なお高架化に伴い、沼津~片浜間では3か所の踏切が除却されます。また、国道1号と県道富士清水線を南北に結ぶ幹線道路を整備し、新車両基地をアンダーパスできるようにします。

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