「湘南台ー藤沢」の新ルートついに完成! 南北道路をバイパス 「善行長後線」未開通部つながる

“国1の裏ルート”になるかも?

南北に長い藤沢の“新たな幹線”

 神奈川県藤沢市は2024年10月31日、都市計画道路「善行長後線」の未整備区間140mが12月1日に開通すると発表しました。南北に長い藤沢市内を横断する新ルートとなりそうです。

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開通する善行長後線の未整備区間(画像:藤沢市)。

 善行長後線は小田急江ノ島線の善行駅付近から、線路の西側を北上し、長後駅付近までつながる計画の道路です。線路の東側に並行する国道467号や、同じく市の南北を結ぶ県道42号の混雑緩和が期待されています。

 開通するのは市立六会小学校西側の未整備区間です。小田急の駅間でいうと湘南台ー六会日大前間にあたります。

 未整備区間から県道403号(菖蒲沢戸塚線)を挟んだ南側の、車道を供用していなかった区間も同時開通する見込みで、西にやや迂回していた同区間の直線化が図られます。

 これに伴い、迂回交通で混雑していた県道403号の「不動前」交差点から北側の開通済み区間までの市道は車道が閉鎖され、不動前交差点はT字化される見込みです。

 今回の開通によって善行長後線は、横浜と伊勢原を結ぶ県道22号(横浜伊勢原線)「用田バイパス」から、善行駅付近までがつながります。そこから国道1号へ出るのも容易です。

 相鉄のいずみ中央駅や、横浜市営地下鉄ブルーラインの立場駅などから国道1号・新湘南バイパス(圏央道)方面へ出るときなどに、国道467号の代替ルートとして使えるかもしれません。

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