「下町の踏切密集地帯」ついに変貌! 京成押上線“仮下り線”に切り替え 高架化へ進展
ついに第一ステップ突入へ!
京成押上線の高架化への第一歩
京成電鉄は2024年10月29日、押上線・四つ木―青砥間(東京都葛飾区)の連続立体交差事業に伴い、11月30日(土)始発から下り線を移設すると発表しました。
下り線が、現在の北側に設けられた「仮下り線」に切り替わります。これに伴い、途中の京成立石駅は下り線ホームも北側に切り替わり、下り線専用の地下仮改札口が設けられます。
今回の切り替えは、京成立石駅付近の地上区間の高架化に向けた第一のステップといえるもの。今後は現下り線の位置に上り線を移設し、上り線側から高架橋を建設、上り線を高架化したうえで下り線高架を設け、下り線も高架化していきます。
四つ木―青砥間の連続立体交差事業は2003年にスタート。これにより約2.2kmのあいだに密集する11の踏切が除去されます。特に、奥戸街道がすぐ近くで交わる平和橋通りの踏切は、周辺の交通におけるボトルネックとなっています。
また、“下町の地上駅”の雰囲気を残す京成立石駅の高架駅舎については、2024年6月にデザイン案が公表され、詳細設計へと進んでいる段階です。
11/01 14:12
乗りものニュース