海自「異形の最新艦」神戸に出現!まるでピラミッド!? 貴重な入港シーンが公開

ツルツルボディこそ最新の証!

「もがみ」の貴重な入港シーンが公開

 海上自衛隊の阪神基地隊は2024年10月11日、最新鋭の護衛艦「もがみ」が同基地に初めて入港したと発表。公式Xで入港の映像を公開しました。

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もがみ型護衛艦。写真は2番艦の「くまの」(画像:写真)。

 もがみ型は、ステルス性を考慮した平らな外観が特徴。高くそびえ立つピラミッド型のマスト(柱)は「ユニコーンアンテナ」と呼ばれるもので、従来はマストの複数個所に取り付けられていたアンテナを1本の支柱内に集約し、優れたステルス性能を実現しています。
 
 また、これまでの護衛艦と比べ、船体のコンパクト化や調達コストの抑制、省人化にも配慮されているほか、従来は掃海艦艇だけが持っていた機雷処理能力も備えます。「もがみ」はネームシップとなる1番艦で、横須賀基地を定係港としています。
 
 公開された映像は、平らな外観や天高くそびえる「ユニコーンアンテナ」の形状をよく捉えています。
 
 もがみ型護衛艦は最終的に12隻が建造される予定。13隻目以降は長射程ミサイルの搭載や対潜戦機能の強化などを図った「新型FFM」に切り替わります。

【映像】阪神基地隊に初入港する「もがみ」

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