海自唯一の”超エリート部隊”も参加 日米豪印共同演習がインドで開催

各国の特殊部隊も大集合

立入検査活動の訓練も実施

 海上自衛隊は2024年10月7日、インド東部に位置するヴィシャカパトナムおよびその周辺海空域において、日米豪印共同演習「マラバール2024」を実施すると発表しました。

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マラバール2020の様子(画像:アメリカ海軍)。

 マラバールは、もともと1992(平成4)年にアメリカとインドの2国間演習として開始されました。2007(平成19)年には日本の海上自衛隊も招待を受け、以降は継続的に参加し、今回で13回目の参加となります。
 
 演習期間は10月8日から18日までで、このうち10月8日から12日までが停泊中の艦艇を用いて行われる停泊フェーズ、13日から18日までが広大な海空域を用いて行われる洋上フェーズとなっています。停泊フェーズでは、船舶内の捜索などを行う立入検査訓練が、洋上フェーズでは、対水上戦、対空戦、対水上・対空訓練射撃などの各種戦術訓練が、それぞれ行われます。
 
 日本からは、護衛艦「ありあけ」に加え、広島県呉市に本拠地をおく海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊(SBU)」が参加します。また、他の参加国からも、艦艇や航空機に加えて、特殊部隊が参加するとのことです。

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