駅名看板も線路の石もどうぞ!「二代目松山駅」さよならイベント開催へ 71年使った地上駅にお別れ

高架化に伴い役目を終えた二代目松山駅のさよならイベントが開催されます。

11月4日開催

 JR四国は2024年10月4日、二代目松山駅のさよならイベントを11月4日(月・休)に開催すると発表しました。

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JR松山駅(画像:写真AC)。

 予讃線の松山駅は、高架化により2024年9月29日から三代目の駅舎が使われています。これに伴い地上の二代目は71年の歴史に幕を下ろしました。

 イベント当日は、この二代目駅舎が無料開放されます。

 二代目駅舎の探検ツアーや駅弁販売、写真展示などを予定。線路内体験企画(参加料1000円)では、留置線で実際に使っていたバラスト(線路の砕石)を自分で拾って持ち帰れるほか、線路を点検する軌道自転車(レールスター)にも体験乗車できます。

 午前の鉄道部品販売は、二代目駅の駅名看板やトイレサインをはじめ、観光列車「伊予灘ものがたり」の初代車両の貫通扉や方向幕も出品されます。なお、販売会場は先着順ではなく、抽選で入場順が決まります。また、一部商品は抽選です。

 JR四国は「今後見ることのできなくなる二代目松山駅の情景などが堪能できる1日となりますので、この機会にぜひお越しください」としています。

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